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2017年02月07日

ワンダフルドーラ2015(ゴールドアリュール産駒) 田端牧場見学~友駿ホースクラブ愛馬会


友駿ホースクラブ愛馬会募集馬

ワンダフルドーラ2015

父 ゴールドアリュール
母 ワンダフルドーラ
母父 More Than Ready
栗東 羽月友彦厩舎
生産 田端牧場
2015年2月28日生

この世代の最初の出資馬がワンダフルドーラ2015です。
他の募集馬よりも比較的早い2月末生まれということもあってか、カタログを手にした当時から一番良く見えた馬で、それなりのボリュームがありながら、関節なども決して窮屈でない好馬体が目に付いた1頭です。
血統面でも、これまで数頭 Haloのインブリードを持つ馬に出資していますが、これまではサンデーサイレンス経由のHaloと、Devil's Bag(タイキシャトル)や、Roberto(Kris S.)経由でのクロスでした。
その点ワンダフルドーラ2015は、父系は同じサンデーサイレンス経由(ゴールドアリュール)ですが、母系はサザンヘイロー経由でのHaloの3×4のクロス。血統的にも魅力がある馬です。
父がサンデー系×母系サザンヘイロー経由でのHaloのインブリードといえば(クロス発生の代は違いますが)、本年の皐月賞2・3着馬(ディープインパクト産駒)マカヒキ(ダービー馬)や、サトノダイヤモンド(菊花賞馬)も内包しているインブリードとなっています。


一番仔の半兄ソアリングホークは勝ち上がっていますし、二番仔のワンダフルボーラーは残念ながら未勝利に終わりましたが、デビュー戦では僅差の2着と、母系から力を感じる点にも魅力を感じました。
ワンダフルドーラ2015は、母の初のサンデー系との配合でこの馬が3番仔。父がゴールドアリュールですから、ダートが主戦場になるかと思いますが、羽月先生のところはワンダースピードや、インカンテーションでダート重賞を複数獲っている厩舎ですから、そういった面でも心強く、期待したい部分です。
このような出資理由で、2016年5月5日 こどもの日
実馬を見に、新冠町大狩部の生産牧場 田端牧場さんを訪問してきました。


田端社長(右)と娘さん
この時期としては既に充分な馬体に育っています。トモや背中~腰回りの筋肉などをチェックさせてもらいました。

歩様もまずまず良く、腰もしっかりしていて、尻周りの筋肉には迫力すら感じさせます。
この馬が友駿(シチー)募集馬のこの世代のお気に入り。
(現在は浦河町の谷川牧場トレーニングセンターで育成中)



田端社長が体高を測ってくれました。
この日の測尺で体高 155cm

ゴールドアリュール産駒といえば、昨年のチャンピオンズカップにも、コパノリッキーをはじめ、ゴールドドリーム、メイショウスミトモ、ブライトアイディアと4頭の産駒が出走していました。
2014年産駒のゴールドアリュール産駒といえば、強い競馬内容で3連勝中のエピカリス。

ワンダフルドーラの2015
G1とは言いませんが、重賞に出走して夢をみせてくれるような競走馬に育ってほしいと願っています。



  


Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 19:18牧場見学