HAKODATE-RACING-CLUB

2017年04月02日

大阪杯 結果・回顧~そして・・装鞍所での出来事


日曜分で更新した✔馬は全滅も、GⅠ昇格となった大阪杯は無事に的中となりました。ちょっと相手関係が難しく、4点にしようかと考えてもいた大阪杯でしたが、以前公言した「3点以内」に拘っての的中となり、相手を絞り込むのに時間をかけたぶん感無量。

本日の結果~回顧です。

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【日曜日の中央競馬】


【勝負レース】
該当なし


【通常レース】
GⅠ 予想
阪神11レース
大阪杯
◎キタサンブラック
〇マカヒキ
▲アンビシャス
☆ステファノス

本命馬 キタサンブラック
昨年の宝塚記念予想(メルマガ)で書いた 『菊花賞~翌年(明け4歳)の天皇賞・春の両レースを制する馬は古馬最強の能力馬』
古い話になりますが、ヒシミラクルの制した伝説の2003年 宝塚記念当時に記憶に刻んだ格言。だからミラクルおじさんは勝負に行けた(ゆとり世代にはわからないかな?ヒシミラクルの単勝を1222万(確か)購入し2億円の配当を手にしたという、とにかく伝説のおじさん)
格言に基づいて昨年の宝塚記念は当然 該当するキタサンブラック本命(3着)。先着を許したのはメルマガで一発は蛯名正義ジョッキーが勝負に行く馬と紹介した勝負駆けだった☆マリアライトと、2冠馬ドゥラメンテ。2頭に先着されたとはいえ目標にされながらの同タイムと、それはそれは強い競馬。今回ドゥラメンテ級はいるのか!? 見当たらず、ここは格言に従って本命。有馬記念以来の競馬という昨年同様のローテーションも良し。その昨年の大阪杯では2着に敗れていますが、なぜ先着を許したのか?
それはGⅡだったから。GⅠ格上げの今年は、堂々の横綱相撲にて先行押し切りを期待!そして主戦 武豊さんの勝負騎乗を堪能したい一戦。

対抗 マカヒキ
昨年の弥生賞はリオンディーズに勝てる魅力があるのはこの馬として本命を打った能力馬。路線の違いもあってダービー以降、サトノダイヤモンドには水をあけられた格好になっていますが、そのダービーではサトノダイヤモンドに 内をすくって勝ち切った 事実。本来なら本命も考える能力馬ですが、海外遠征以降の競馬内容(本来の差しではなく、先行している脚質)に疑問符が付いたのと、大外枠という事で今回は対抗まで。

単穴 アンビシャス
昨年の覇者という理由だけでなく、成績が物語る 内回りコースの鬼。前走の中山記念では「伝統の中山記念の格に相応しい」として本命評価。レース後の鞍上のコメントにはがっかりし、白けさせられましたが、だからこそテン乗りでもこの乗り替わりも魅力。昨年同様のローテーションで、中山記念本命の "格" をみせて欲しい一戦。

一発 ステファノス
前走の金鯱賞では末脚が目に付いた馬。コース適性もありとにかく不気味。前走の勝ち馬ヤマカツエースには先着しなければならない能力馬。静かに・・一発差し込みを期待。

馬券
キタサンブラック 単勝が勝負馬券!
2連は馬連3点と、ワイドは◎⇔▲☆への2点で遊びます。



大阪杯 結果
◎キタサンブラック 1着
〇マカヒキ 4着
▲アンビシャス 5着
☆ステファノス 2着

馬券
キタサンブラック 単勝 240円的中

馬連◎⇔☆ 2320円的中(3点)

ワイド◎⇔☆ 540円的中(2点)

勝ち馬 キタサンブラック
向こう正面まで典さんの馬に被され、嫌な予感もありましたが、3~4コーナーからは安心して見ることができました。堂々とした横綱相撲。レース前、そしてレース後の武豊騎手のインタビューを眺めていて思ったこと。「スマートだな」 一流の大人が持つ余裕。いや、一流の大人のみが持つ余裕というものを感じました。無駄に自信・喜びを曝け出すこともなく淡々と。たかがインタビューかもしれませんが、一流 武豊さんから "大人の余裕" というものを勉強させられました。
そして好配当をもたらしてくれたのが、一発を期待したステファノス。マカヒキをダービー馬に導いたのは川田将雅。今日はその川田の勝負乗り。予想欄に書いたように、馬もヤマカツエースには先着しなければならない能力馬。ダービージョッキー川田将雅の意地を感じた一戦。

久々に GⅠ予想 として眼を充血させながら熱く書いた分、的中の喜びは倍増。永く記憶に残る大阪杯に。
今日も出張先の風呂でひとり祝勝会。嫁にもいい報告が出来そうです。

キタサンブラックの父
ブラックタイド

2015年8月 ブリーダーズスタリオンステーションにて



【狙い馬レース】
中山10レース
伏竜ステークス
◎ハイパーノヴァ
☆リヴェルディ

狙い馬 リヴェルディ
前走のヒヤシンスSは内枠が仇となって実力を発揮していないレース
ヒヤシンスSの予想記事は http://horse.hama1.jp/e1548675.html

今回は2走前よろしく、稽古でも跨っている主戦 吉田隼人ジョッキーというのが心強く、ほんとうにこの馬は稽古、併せ馬で遅れがないというところも素敵な部分。初の中山コースとなりますが、距離延長は大丈夫。頑張って欲しい一戦です。
本命は同じくヒヤシンスS組から。当時一発を期待したハイパーノヴァ。この馬は主戦 幸英明ジョッキーが自信を持って乗っているところが魅力。マイネルデインティの半兄リヴェルディも応援したいところですが、ノヴァはノヴァでもハイパーノヴァ! 10頭立てながら骨っぽい相手が揃った印象ですが、この2頭に期待します。
ハイパーノヴァ 単勝と、
馬連・ワイド1点。

結果
◎ハイパーノヴァ 競走除外
☆リヴェルディ 競走除外

馬券
競走除外につき、全額払い戻し。


JRA公式発表

7番 ハイパーノヴァ号(幸 英明騎手)
装鞍所で放馬した際に他の馬に蹴られて胸部挫創を発症したため
5番 リヴェルディ号(吉田 隼人騎手)
装鞍所において、左後管部挫創を発症したため

除外発表のタイミングと、この字面を読んで、放馬したハイパーノヴァをリヴェルディが蹴って両馬挫創と想像してますが。詳細はどうなのでしょうか。両馬の無事を祈るばかり。それにしても1点予想で対象馬2頭とも競走除外というのは自身史上初。
予想欄に入っていませんが、勝ち馬リゾネーターは強い競馬。覚えておきたい1頭です。

今週は以上となります。
来週は雨予報ながら桜花賞。そして再来週は皐月賞と競馬は続きます。
少し疲れてきてますが、やれるようなら予想も更新していきます。
ありがとうございました。

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函館レーシングクラブ
代表




  


Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 20:55GⅠ予想競馬関連:My 馬券

2017年04月02日

コスモバルク,グラスワンダー(ビッグレッドファーム)~ 在りし日のデュランダル


先週の日曜(3月26日)に、マイネルデインティ(オートキュイジーヌ2015)の見学で伺ったビッグレッドファームにて

コスモバルク

今回は朝食中のバルクにつき、かまってもらえませんでした(笑)
16歳になったバルク。まだまだ元気そうでした。



2年前に見学した時のバルク
コスモバルクの前回記事は http://horse.hama1.jp/e1548400.html


グラスワンダー

父 Silver Hawk
母 Ameriflora
母父 Danzig
1995年2月18日生
代わってサービス精神旺盛だったのが、ベテラン種牡馬 グラスワンダー


寄ってきて、目の前で砂浴びのサービスも


グラスワンダーといえば、1999年の有馬記念 スペシャルウィークとハナ差の好勝負がピックアップされますが、個人的にはメジロブライトらを下して復活を遂げた1998年の有馬記念が印象に残ってます。

帰り際には寝てしまっていたグラスワンダー


こちらは2015年8月 ブリーダーズスタリオンステーションにて



こちらは2011年10月 場所は思い出せませんが・・そこにはスペシャルウィーク、デュランダルらもいました。

スペシャルウィーク

そして

デュランダル


あの強烈な末脚を思い起こします。好きだった競走馬。

以前、JRAのCMにあった

『夢の第11レース』

競馬,競走馬を通じてその当時を思い起こします。
とても素晴らしいCMで、時に涙することもありました。


【一口馬主】
プロフィール欄にもありますように、当時の政策 定額給付金 がきっかけ 「どうせなら夢のある買い物を」 ということで一口馬主へ参戦。
初出資馬は2007年産駒のシルクオールディー(マンハッタンカフェ産駒)
同馬は2010年8月8日、当地函館競馬場で2勝目を挙げ、口取りも経験させてくれました。そして札幌での連勝~菊花賞出走を果たすもレース後屈腱炎が発覚し無念の引退。
その後も一口馬主&競馬を楽しんでいましたが、2012年12月27日 最愛の初代会長 愛犬ボスの急遽により、競馬関連に全く興味を持てなくなり、放棄して全クラブ退会。
暫く競馬から離れていましたが、岡田繁幸氏のプレイアンドリアルの中央競馬挑戦に触れて血が騒ぎ、再度一口馬主へ参戦。
力を入れた2014年産駒でしたが、2016年6月頃に発覚した嫁の体調不良により最悪の事態を想定して、ターファイトクラブ(ファンディーナ,ハートオブスワロー,フランシールゴッホ)、広尾サラブレッド俱楽部(クレッシェンドラヴ)等のデビュー前の出資馬を放棄して退会。当時残したのが友駿ホースクラブ愛馬会のみ。その分2014年産駒のラディアントシチーには頑張ってもらいたいところです。
現在は友駿ホースクラブ愛馬会,ラフィアンターフマンクラブ,ローレルクラブにて出資。一口馬主を楽しんでいます。

出資馬紹介

ラディアントシチー
(ツルマルオトメ2014)

父 ディープブリランテ
母 ツルマルオトメ
母父 タイキシャトル
美浦 斎藤誠厩舎
生産 駿河牧場
2014年4月19日生
2015年6月頃、数クラブの牡馬を眺めていたとき、馬体・雰囲気に一目惚れして友駿さんへの再入会を決めたのが、このツルマルオトメの2014年産駒です。上の写真は2016年5月シュウジデイファームにて。
当時、ユニオンOCで走っていた半姉シンジュボシ(ダイワメジャー産駒)や、ローレルクラブ所属で現役の半姉ピアレスピンク(エンパイアメーカー産駒)の活躍も知っていましたし、祖母メモリーズオブロニー(父Storm Cat)の仔には、当時セイウンワンダーらと競っていた、マンハッタンカフェ産駒で注目していたツルマルジャパンの名も。
愛犬BOSSの死後離れていた一口馬主でしたが、どうしてもこの馬を持ちたくて、この世代この1頭で勝負したいと思い、友駿ホースクラブ愛馬会へ再入会した思い入れのある競走馬。母 ツルマルオトメの5番仔で待望の牡馬となります。このラディアントシチーが私の【勝負の2014年産駒】です。

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フルトベングラー
(ヒカルマイゴール2014)

父 サマーバード
母 ヒカルマイゴール
母父 エアジハード
栗東 高橋義忠厩舎
生産 森永牧場
2014年3月30日生
サマーバード 初出資馬シルクオールディーが勝ち上がれずに落ち込んでいた2009年暮れ、週刊競馬雑誌でジャパンカップダート参戦のため来日していたサマーバードの立ち姿を目にして、「こんな薄っぺらい馬体でもアメリカのチャンピオンになれるんだな」と勇気をもらった馬で、記憶に残っていました。サマーバードは骨折によりジャパンカップダートへは不出走。日本に残した産駒はこの2014年産駒の一世代・83頭のみという希少な血統で、志半ばで去った父サマーバードが走れなかった日本の競馬場。父似の光り輝く栗毛の薄っぺらの馬体。この馬にサマーバードへの想いを重ねて応援したいなという気持ちで一口出資しました。予想にも登場しているサノサマー・フォーカードよろしくサンデーの血を持たない渋い点も素敵ながら母系はしっかりしたもの。祖母クライウィズジョイ(ヒカルオオゾラ,サトノノブレス,ウォーターラボ,クライムメジャーなど)~4代母オールドスタッフ~5代母にはアンティックバリューの名も。
まずは1勝。願わくば父サマーバードの代表産駒になれるよう、立派な競走馬に育って欲しいと思っています。

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マイネルデインティ
(オートキュイジーヌ2015)

父 ヴァーミリアン
母 オートキュイジーヌ
母父 フレンチデピュティ
栗東 田所秀孝厩舎
生産 スガタ牧場
2015年1月12日生
ここ2~3年、ラフィアンのカタログを取り寄せていたのですが、ようやく『出資したい』という衝動にかられる競走馬に巡り会えたので2016年11月、"マイネル軍団"でお馴染みのラフィアンターフマンクラブに入会しました。
当初はDVDで歩様を眺めていても、多少チャカついていて全体的な歩く姿自体に好印象を抱きませんでしたが、よくよく見ると繫の使い方が非常に上手で、しかも相当柔らかいことに注目。ここまで柔らかく力強い繋の使い方が出来る馬は少数だと思いますし、あまり見たことがありません。そしてなんといっても気に入ったのが、『体幹が強そうだな』と思わせる背中の部分です。
父 ヴァーミリアンも好きだった競走馬で、JRAで獲ったG1(ジャパンカップダート・フェブラリーステークス)のなかでも、武豊騎手を鞍上に、ブルーコンコルドらを一蹴した2008年のフェブラリーステークスが特に印象に残っています。
お母さんのオートキュイジーヌは現役時代、キャロットクラブで走った競走馬で、中央競馬2戦・地方1戦の計3走と、余力をもっての繁殖入りで、この2015年産駒が第4仔。
フレンチデピュティの肌にヴァーミリアンですから、自ずと活躍の場はダート戦がメインになるかと思われますが、父ヴァーミリアンの代表産駒になれるような活躍を期待しています。
2番仔はキンシャサノキセキ産駒のウインランブル、そして3番仔は、追い切りの動きが気に入り、偶然にも今年度のPOGで指名(全国で17名)している リヴェルディ(スマートファルコン産駒)
コスモバルク,インパーフェクト,プレイアンドリアルなど、相馬眼で尊敬するビッグレッドファーム・ラフィアン総帥の岡田繁幸氏が挑戦してきた記憶に残る競走馬たち。今年度はトラスト(スクリーンヒーロー産駒)と、コスモス(フリオーソ産駒)で夢に挑戦している岡田繁幸氏。
私は今持っている馬の一番評価馬!このオートキュイジーヌの2015で夢に挑戦。
【勝負の2015年産駒】 マイネルデインティ

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ワンダフルドーラ2015

父 ゴールドアリュール
母 ワンダフルドーラ
母父 More Than Ready
栗東 羽月友彦厩舎
生産 田端牧場
2015年2月28日生
この世代の最初の出資馬がワンダフルドーラ2015です。
他の募集馬よりも比較的早い2月末生まれということもあってか、カタログを手にした当時から一番良く見えた馬で、それなりのボリュームがありながら、関節なども決して窮屈でない好馬体が目に付いた1頭です。
血統面でも、これまで数頭 Haloのインブリードを持つ馬に出資していますが、これまではサンデーサイレンス経由のHaloと、Devil's Bag(タイキシャトル)や、Roberto(Kris S.)経由でのクロスでした。
その点ワンダフルドーラ2015は、父系は同じサンデーサイレンス経由(ゴールドアリュール)ですが、母系はサザンヘイロー経由でのHaloの3×4のクロス。血統的にも魅力がある馬です。
父がサンデー系×母系サザンヘイロー経由でのHaloのインブリードといえば(クロス発生の代は違いますが)、本年の皐月賞2・3着馬(ディープインパクト産駒)マカヒキ(ダービー馬)や、サトノダイヤモンド(菊花賞馬)も内包しているインブリードとなっています。
写真は2016年5月 生産牧場である田端牧場にて

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リズミカルステップ2015

父 トーセンホマレボシ
母 リズミカルステップ
母父 キングヘイロー
栗東 佐々木晶三厩舎
生産 千代田牧場
2015年4月21日生
リズミカルステップの2015年産駒は胴伸びがあり窮屈でない馬体のシルエットと、折れの深い飛節の角度は気に入っていましたが、ツアー以外は見学不可能な千代田牧場の生産馬であることと、後肢の繋ぎが立ち過ぎていたことで、チェックを入れながらここまで待機していましたが、背中がしっかりしてきているように感じたのと、ここ2回の更新写真より、当初より繋ぎの角度が寝てきていて、だいぶ常識に掛かってきたことで出資にGOサイン。
母リズミカルステップはシルクホースクラブ所属で、23戦して2勝(札幌芝1200m,東京芝1600m)末脚を武器に走った競走馬で、このリズミカルステップ2015が初仔になります。
血統的にも好きなHaloのクロスを持ち、父にディープインパクト産駒のトーセンホマレボシを迎え、母父キングヘイローの母グッバイヘイロー方とのHaloの4×4。
実馬を見ていない分、出資は2口にとどめましたが、千代田牧場での育成も順調そうで、密かに一発を期待しています。


ハッピーメモリアル
(スタミナスピード2015)

父 エスポワールシチー
母 スタミナスピード
母父 アジュディケーティング
美浦 和田雄二厩舎
生産 カタオカファーム
2015年4月30日生
募集開始当時のブログで書いたように、カタログ写真の立ち姿ならこの世代で一番よく見えた馬で、他世代のエスポワールシチー産駒と見比べても一番の評価。しかし牡馬を探している時の牝馬ということと、母スタミナスピードの産駒成績がイマイチという点で見送っていましたが、出ましたね。半姉パレスハングリー(父トランセンド)。リヴェルディの2着に来たときは完全にフロック視していましたが、その後2戦目ではサノサマーら牡馬を下して立派な内容で2勝目を挙げています。
友駿の会員でいるうちに1頭は持ちたいと思っていた幾千世牧場生産の種牡馬エスポワールシチー産駒。

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ケイティマイヒメ2016

父 ベルシャザール
母 ケイティマイヒメ
母父 コロナドズクエスト
美浦 古賀慎明厩舎
生産 桑田牧場
2016年2月26日生
詳しくは書きませんが、若干脚元に懸念材料がありますが、削蹄等で矯正できる範囲で、個人的にこのケイティマイヒメの2016年産駒の歩様、馬体が現時点で一番良く見えました。後肢の可動域もまずまずで踏み込みが良く、繫も柔らかそうでGood。特に腰回りの雰囲気は当歳馬としては迫力を感じさせるものです。
母ケイティマイヒメは現役時代17戦1勝の成績で、ダート1000mを主戦場にスピードを武器に走った競走馬で、この2016年産駒が3番仔になります。
父ベルシャザールはホープフルS優勝~スプリングS2着~ダービーでオルフェーブルの3着という成績も持ちますが、ダートで化けたキングカメハメハ産駒。募集カタログでも芝云々と書いていますが、この馬にはダートでの活躍を期待します。
こちらはHaloの4×5のインブリード。ベルシャザールの母方のマルカキャンディと、母系からはマキャヴェリアン経由という、渋いところでのクロスが発生しています。
この世代が父ベルシャザールの初年度産駒になりますが、キングカメハメハ産駒のベルシャザールの血からパワーをもらって立派な競走馬に育って欲しいと願います。
人気は無さそうですが・・自分のなかでこれがこの世代の一番馬!という評価をしています。


スズカミンクス2016

父 ヴィットリオドーロ
母 スズカミンクス
母父 アサティス
美浦 伊藤圭三厩舎
生産 グランド牧場
2016年1月24日生
この世代8頭のみというヴィットリオドーロ産駒。
血統表を見て自分の中の変態の血が騒ぎましたね(笑)
冗談はさておき、半兄にプラチナグロース(ゴールドアリュール産駒)がいるという事で血統的に注目していた1頭。
1月生まれながら、まだ薄っぺらく映るなという部分と、脚元の一部に目をつむれば、歩様は柔らかく悪くはない印象。
この母スズカミンクスも現役時はダート1000mを主体に17戦1勝の競走成績ですが、3番仔にあたる先に挙げたプラチナグロースはダート中距離が主戦場。(スズカミンクス2016が7番仔)
父ヴィットリオドーロは現役時ダート1800m~2100mで4勝と重賞実績はありません(故障により引退~種牡馬入り)が、だからこそ渋く、素敵な種牡馬。あ、やっぱりココか・・ヴィットリオドーロ産駒 渋いね
マイナー種牡馬と言ったら失礼かもしれませんが、希少なナイキアディライト産駒のマイネルディアベルなんかの活躍をみて『渋いな』と痺れる自分が居て・・気になって仕方がない1頭。Medaglia d'Oro × プリエミネンス 種牡馬ヴィットリオドーロ産駒で、母系にウイニングカラーズの血が流れるスズカミンクスの2016年産駒に一票を投じて楽しみます!



そして・・・思い出の初出資馬
シルクオールディー
(クインオブオールディー2007)

父 マンハッタンカフェ
母 クインオブオールディー
母父 Kris S.
栗東昆貢厩舎
生産 須崎牧場
2007年3月20日生
札幌でのデビュー戦惨敗、2010年5月新潟での初勝利、そして当地 函館競馬場での2勝目~初めての口取り・・ウイナーズサークルに戻ってきたときには眠そうな眼をして既に息が入っていて驚いたという、そんなシルクオールディー号でした。上の写真はデビュー前の2009年7月 新冠のフロンティアスタッドにて。

2010年8月8日 函館競馬場 ウイナーズサークル

昆貢調教師の向こう隣りが筆者。礼節を重んじ一歩引いての口取り参加。

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期待の2015年産駒 マイネルデインティ
  


Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 12:27コスモバルクグラスワンダー