HAKODATE-RACING-CLUB

2017年05月02日

ラディアントシチー,ハートランドシチー,メテオラシチー他 友駿HC出資2~3馬近況


3歳馬
ラディアントシチー
(ツルマルオトメ2014)
父 ディープブリランテ

吉澤ステーブルイーストで調整しています。担当者は「状態も問題ないので週1回15-15を行いながら調教を進めています。動きも問題なく、脚元等馬体も異常はないので、いつ戻してもいいように態勢を整えています。一度競馬を経験して次は変わってくるかと思いますが、稽古を付けていてもう少し前向きさが欲しい感じがします。まだ幼い面が残っているので、今後の成長を期待します。しかしあれだけの馬格をしているので、しっかりとすれば変わり身は見られると思います」と話しています。


2歳馬
ハートランドシチー
(ケープタウンシチー2015)
父 ハーツクライ

浦河のシュウジディファームで育成中です。高橋師は「週1回坂路で3F40秒の速いところを始めているようですが、いい動きをしているようです。まだ馬体は成長の余地を残していますが、バランスが取れてきています。近々牧場に行って再度馬体確認を行いたいと考えていますが、場長と相談して問題がないようなら今月中にトレセン近郊の牧場へ移動したいと思います。その後、状態を見て早めに行けそうならトレセンに入れて出走に備えたいと思います」と話しています。馬体重は446キロです。


アンシャンテシチー
(ワンダフルドーラ2015)
父 ゴールドアリュール

BTC内の谷川育成センターで調整しています。場長は「引き続き週2日BTCの坂路を併用して調教を進めています。動きなどは問題ありませんが、まだ体を持て余しており、体力面の向上に努めています。気性面でも幼いところがあり、集中力を高めるためなるべく併走の真ん中において乗り込んでいます。いいものはありますので、まずは中身の良化に努めたいと思います」と話しています。また羽月師は「牧場で馬体確認を行っていますが、まだ全体的に良化途上のようです。しかし中身が付いてくれば立派な馬体をしているので楽しみです。順調にいけば夏にはトレセン近郊に移動して入厩に備えたいと考えています」とコメントしています。馬体重は499キロです。


メテオラシチー
(リズミカルステップ2015)
父 トーセンホマレボシ

静内の千代田牧場で育成中です。場長は「引き続き角馬場でウォーミングアップを図ったあと、坂路とトラックコースで調教を進めています。速いところも週1~2回行っており、体力を付けています。体重も505キロまで増えており、逞しくなってきました」と話しています。また佐々木師は「先週、牧場で調教を見学し、馬体確認を行ってきました。稽古でも速いところを乗られ良くなってきているようです。場長とも相談しましたが、馬運車の手配が付けば来週にもトレセン近郊に移して、入厩に備えたいと思います」と伝えてきました。


ハッピーメモリアル
(スタミナスピード2015)
父 エスポワールシチー

門別のファンタストクラブで育成中です。場長は「屋内のダートコースで1600mを乗り込んでいますが、週1回2000mまで距離を延ばしています。坂路でもハロン17秒中心に調整していますが、併せて3F15-15の稽古も行っています。ここにきて少しテンションが高くなってきたので、落ち着いて調教が出来るように馬具を利用して姿勢の改善に取り組んでいます。その効果か普段からどっしりと構えられるようになり、調教でも走ることにしっかりと集中しています。また無駄な力みがなくなったことで馬体のボリューム感が増しています」と話しています。馬体重は472キロです。


概ね順調そうですね。3歳馬ラディアントシチーには当然ながら頑張って、まずはの1勝を目指してもらいます。
2歳馬からもハーツクライ産駒、トーセンホマレボシ産駒の牡馬2頭が移動の準備に入っているようです。
全馬無事に!!




【一口馬主】
プロフィール欄にもありますように、当時の政策 定額給付金 がきっかけ 「どうせなら夢のある買い物を」 ということで一口馬主へ参戦。
初出資馬は2007年産駒のシルクオールディー(マンハッタンカフェ産駒)
同馬は2010年8月8日、当地函館競馬場で2勝目を挙げ、口取りも経験させてくれました。そして札幌での連勝~菊花賞出走を果たすもレース後屈腱炎が発覚し無念の引退。
その後も一口馬主&競馬を楽しんでいましたが、2012年12月27日 最愛の初代会長 愛犬ボスの急遽により、競馬関連に全く興味を持てなくなり、放棄して全クラブ退会。
暫く競馬から離れていましたが、岡田繁幸氏のプレイアンドリアルの中央競馬挑戦に触れて血が騒ぎ、再度一口馬主へ参戦。
力を入れた2014年産駒でしたが、2016年6月頃に発覚した嫁の体調不良により最悪の事態を想定して、ターファイトクラブ(ファンディーナ,ハートオブスワロー,フランシールゴッホ)、広尾サラブレッド俱楽部(クレッシェンドラヴ)等のデビュー前の出資馬を放棄して退会。当時残したのが友駿ホースクラブ愛馬会のみ。その分2014年産駒のラディアントシチーには頑張ってもらいたいところです。
現在は友駿ホースクラブ愛馬会,ラフィアンターフマンクラブにて出資。一口馬主を楽しんでいます。


出資馬紹介

ラディアントシチー
(ツルマルオトメ2014)

父 ディープブリランテ
母 ツルマルオトメ
母父 タイキシャトル
美浦 斎藤誠厩舎
生産 駿河牧場
2014年4月19日生
2015年6月頃、数クラブの牡馬を眺めていたとき、馬体・雰囲気に一目惚れして友駿さんへの再入会を決めたのが、このツルマルオトメの2014年産駒です。上の写真は2016年5月シュウジデイファームにて。
当時、ユニオンOCで走っていた半姉シンジュボシ(ダイワメジャー産駒)や、ローレルクラブ所属で現役の半姉ピアレスピンク(エンパイアメーカー産駒)の活躍も知っていましたし、祖母メモリーズオブロニー(父Storm Cat)の仔には、当時セイウンワンダーらと競っていた、マンハッタンカフェ産駒で注目していたツルマルジャパンの名も。
愛犬BOSSの死後離れていた一口馬主でしたが、どうしてもこの馬を持ちたくて、この世代この1頭で勝負したいと思い、友駿ホースクラブ愛馬会へ再入会した思い入れのある競走馬。母 ツルマルオトメの5番仔で待望の牡馬となります。このラディアントシチーが私の【勝負の2014年産駒】です。

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マイネルデインティ
(オートキュイジーヌ2015)

父 ヴァーミリアン
母 オートキュイジーヌ
母父 フレンチデピュティ
栗東 田所秀孝厩舎
生産 スガタ牧場
2015年1月12日生
ここ2~3年、ラフィアンのカタログを取り寄せていたのですが、ようやく『出資したい』という衝動にかられる競走馬に巡り会えたので2016年11月、"マイネル軍団"でお馴染みのラフィアンターフマンクラブに入会しました。
当初はDVDで歩様を眺めていても、多少チャカついていて全体的な歩く姿自体に好印象を抱きませんでしたが、よくよく見ると繫の使い方が非常に上手で、しかも相当柔らかいことに注目。ここまで柔らかく力強い繋の使い方が出来る馬は少数だと思いますし、あまり見たことがありません。そしてなんといっても気に入ったのが、『体幹が強そうだな』と思わせる背中の部分です。
父 ヴァーミリアンも好きだった競走馬で、JRAで獲ったG1(ジャパンカップダート・フェブラリーステークス)のなかでも、武豊騎手を鞍上に、ブルーコンコルドらを一蹴した2008年のフェブラリーステークスが特に印象に残っています。
お母さんのオートキュイジーヌは現役時代、キャロットクラブで走った競走馬で、中央競馬2戦・地方1戦の計3走と、余力をもっての繁殖入りで、この2015年産駒が第4仔。
フレンチデピュティの肌にヴァーミリアンですから、自ずと活躍の場はダート戦がメインになるかと思われますが、父ヴァーミリアンの代表産駒になれるような活躍を期待しています。
2番仔はキンシャサノキセキ産駒のウインランブル、そして3番仔は、追い切りの動きが気に入り、偶然にも今年度のPOGで指名(全国で17名)している リヴェルディ(スマートファルコン産駒)
コスモバルク,インパーフェクト,プレイアンドリアルなど、相馬眼で尊敬するビッグレッドファーム・ラフィアン総帥の岡田繁幸氏が挑戦してきた記憶に残る競走馬たち。今年度はトラスト(スクリーンヒーロー産駒)と、コスモス(フリオーソ産駒)で夢に挑戦している岡田繁幸氏。
私は今持っている馬の一番評価馬!このオートキュイジーヌの2015で夢に挑戦。
【勝負の2015年産駒】 マイネルデインティ

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ハートランドシチー
(ケープタウンシチー2015)

父 ハーツクライ
母 ケープタウンシチー
母父 シンボリクリスエス
栗東 高橋義忠厩舎
生産 幌村牧場
2015年5月6日生
友駿(シチー)と高橋義忠厩舎といえばクラシック路線へ向かう志半ばで無念に散ったクラージュシチー。そのリベンジもさることながら、シチー会員さんなら覚えているでしょうか・・幾千世牧場生産馬でしたが、同じハーツクライ産駒のアメリカⅡという募集馬を。
2010年10月頃 悲しいお知らせが。頸椎捻挫による先天性の神経圧迫症で募集中止。その夜、幾千世牧場の鹿戸社長にも電話で聞いたんですが、その先については聞けなかった。あぁあの仔は風になるんだろうなと・・その夜風呂で大泣きした想い出。
アメリカⅡ
フラッパーシチーの2009
父ハーツクライ
母父 サンダーガルチ
志半ばで風になったアメリカⅡへの想いをももって、同じハーツクライ産駒のケープタウンシチー2015でリベンジ。俺は友駿でハーツクライ産駒の牡馬が募集されるのを待っていた・・
幌村牧場生産馬には過去、ゲルマンシチー,ハドソンシチーらに出資していました。この兄弟はクラシックにいける血統だと思うので、順調に成長してくれたらと思います。

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アンシャンテシチー
(ワンダフルドーラ2015)

父 ゴールドアリュール
母 ワンダフルドーラ
母父 More Than Ready
栗東 羽月友彦厩舎
生産 田端牧場
2015年2月28日生
この世代の最初の出資馬がワンダフルドーラ2015です。
他の募集馬よりも比較的早い2月末生まれということもあってか、カタログを手にした当時から一番良く見えた馬で、それなりのボリュームがありながら、関節なども決して窮屈でない好馬体が目に付いた1頭です。
血統面でも、これまで数頭 Haloのインブリードを持つ馬に出資していますが、これまではサンデーサイレンス経由のHaloと、Devil's Bag(タイキシャトル)や、Roberto(Kris S.)経由でのクロスでした。
その点ワンダフルドーラ2015は、父系は同じサンデーサイレンス経由(ゴールドアリュール)ですが、母系はサザンヘイロー経由でのHaloの3×4のクロス。血統的にも魅力がある馬です。
父がサンデー系×母系サザンヘイロー経由でのHaloのインブリードといえば(クロス発生の代は違いますが)、本年の皐月賞2・3着馬(ディープインパクト産駒)マカヒキ(ダービー馬)や、サトノダイヤモンド(菊花賞馬)も内包しているインブリードとなっています。
写真は2016年5月 生産牧場である田端牧場にて

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メテオラシチー
(リズミカルステップ2015)

父 トーセンホマレボシ
母 リズミカルステップ
母父 キングヘイロー
栗東 佐々木晶三厩舎
生産 千代田牧場
2015年4月21日生
リズミカルステップの2015年産駒は胴伸びがあり窮屈でない馬体のシルエットと、折れの深い飛節の角度は気に入っていましたが、ツアー以外は見学不可能な千代田牧場の生産馬であることと、後肢の繋ぎが立ち過ぎていたことで、チェックを入れながらここまで待機していましたが、背中がしっかりしてきているように感じたのと、ここ2回の更新写真より、当初より繋ぎの角度が寝てきていて、だいぶ常識に掛かってきたことで出資にGOサイン。
母リズミカルステップはシルクホースクラブ所属で、23戦して2勝(札幌芝1200m,東京芝1600m)末脚を武器に走った競走馬で、このリズミカルステップ2015が初仔になります。
血統的にも好きなHaloのクロスを持ち、父にディープインパクト産駒のトーセンホマレボシを迎え、母父キングヘイローの母グッバイヘイロー方とのHaloの4×4。
実馬を見ていない分、出資は2口にとどめましたが、千代田牧場での育成も順調そうで、密かに一発を期待しています。


ハッピーメモリアル
(スタミナスピード2015)

父 エスポワールシチー
母 スタミナスピード
母父 アジュディケーティング
美浦 和田雄二厩舎
生産 カタオカファーム
2015年4月30日生
募集開始当時のブログで書いたように、カタログ写真の立ち姿ならこの世代で一番よく見えた馬で、他世代のエスポワールシチー産駒と見比べても一番の評価。しかし牡馬を探している時の牝馬ということと、母スタミナスピードの産駒成績がイマイチという点で見送っていましたが、出ましたね。半姉パレスハングリー(父トランセンド)。リヴェルディの2着に来たときは完全にフロック視していましたが、その後2戦目ではサノサマーら牡馬を下して立派な内容で2勝目を挙げています。
友駿の会員でいるうちに1頭は持ちたいと思っていた幾千世牧場生産の種牡馬エスポワールシチー産駒。

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ケープタウンシチー2016

父 オルフェーヴル
母 ケープタウンシチー
母父 シンボリクリスエス
美浦 池上昌和厩舎(予定)
生産 幌村牧場
2016年4月30日生

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ケイティマイヒメ2016

父 ベルシャザール
母 ケイティマイヒメ
母父 コロナドズクエスト
美浦 古賀慎明厩舎
生産 桑田牧場
2016年2月26日生
詳しくは書きませんが、若干脚元に懸念材料がありますが、削蹄等で矯正できる範囲で、個人的にこのケイティマイヒメの2016年産駒の歩様、馬体が現時点で一番良く見えました。後肢の可動域もまずまずで踏み込みが良く、繫も柔らかそうでGood。特に腰回りの雰囲気は当歳馬としては迫力を感じさせるものです。
母ケイティマイヒメは現役時代17戦1勝の成績で、ダート1000mを主戦場にスピードを武器に走った競走馬で、この2016年産駒が3番仔になります。
父ベルシャザールはホープフルS優勝~スプリングS2着~ダービーでオルフェーブルの3着という成績も持ちますが、ダートで化けたキングカメハメハ産駒。募集カタログでも芝云々と書いていますが、この馬にはダートでの活躍を期待します。
こちらはHaloの4×5のインブリード。ベルシャザールの母方のマルカキャンディと、母系からはマキャヴェリアン経由という、渋いところでのクロスが発生しています。
この世代が父ベルシャザールの初年度産駒になりますが、キングカメハメハ産駒のベルシャザールの血からパワーをもらって立派な競走馬に育って欲しいと願います。
人気は無さそうですが・・自分のなかでこれがこの世代の一番馬!という評価をしています。


スズカミンクス2016

父 ヴィットリオドーロ
母 スズカミンクス
母父 アサティス
美浦 伊藤圭三厩舎
生産 グランド牧場
2016年1月24日生
この世代8頭のみというヴィットリオドーロ産駒。
血統表を見て自分の中の変態の血が騒ぎましたね(笑)
冗談はさておき、半兄にプラチナグロース(ゴールドアリュール産駒)がいるという事で血統的に注目していた1頭。
1月生まれながら、まだ薄っぺらく映るなという部分と、脚元の一部に目をつむれば、歩様は柔らかく悪くはない印象。
この母スズカミンクスも現役時はダート1000mを主体に17戦1勝の競走成績ですが、3番仔にあたる先に挙げたプラチナグロースはダート中距離が主戦場。(スズカミンクス2016が7番仔)
父ヴィットリオドーロは現役時ダート1800m~2100mで4勝と重賞実績はありません(故障により引退~種牡馬入り)が、だからこそ渋く、素敵な種牡馬。あ、やっぱりココか・・ヴィットリオドーロ産駒 渋いね
マイナー種牡馬と言ったら失礼かもしれませんが、希少なナイキアディライト産駒のマイネルディアベルなんかの活躍をみて『渋いな』と痺れる自分が居て・・気になって仕方がない1頭。Medaglia d'Oro × プリエミネンス 種牡馬ヴィットリオドーロ産駒で、母系にウイニングカラーズの血が流れるスズカミンクスの2016年産駒に一票を投じて楽しみます!



そして・・・思い出の初出資馬
シルクオールディー
(クインオブオールディー2007)

父 マンハッタンカフェ
母 クインオブオールディー
母父 Kris S.
栗東昆貢厩舎
生産 須崎牧場
2007年3月20日生
札幌でのデビュー戦惨敗、2010年5月新潟での初勝利、そして当地 函館競馬場での2勝目~初めての口取り・・ウイナーズサークルに戻ってきたときには眠そうな眼をして既に息が入っていて驚いたという、そんなシルクオールディー号でした。上の写真はデビュー前の2009年7月 新冠のフロンティアスタッドにて。

2010年8月8日 函館競馬場 ウイナーズサークル

昆貢調教師の向こう隣りが筆者。礼節を重んじ一歩下がっての口取り参加。

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Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 15:02