2017年07月10日
シルクオールディー 関係者の方からメールを頂戴しました。
シルクオールディー
(クインオブオールディー2007)
父 マンハッタンカフェ
母 クインオブオールディー
母父 Kris S.
栗東 昆貢厩舎
生産 須崎牧場
2007年3月20日生
初めて一口馬主として、この世代で1頭だけ持った競走馬です。写真は札幌でのデビュー前(2歳時)となる2009年5~6月頃に、当時育成されていた新冠のフロンティアスタッドにて、オールディーを見学した時のもの。もちろんこの日が馬の見学も初めてで、今となっても昨日のことのように思い出せます。
本日夕方当ブログ宛に 一通のメールが届きました。
初めまして。
突然のコメント失礼いたします。
当時、シルクオールディーの調教を担当していた者です。
彼は私にとっても、とても思い入れの強い馬です。未だに彼を覚えて下さって、HPにものせて下さってらっしゃることに大変感動しております。これからも頑張って下さい。陰ながら応援しております。
一瞬で当時を思い出し、そして戴いたメールに感動し、暫くの間目頭を熱くしました。
期待していただけに、デビュー戦での惨敗にはひっくり返されましたが、本当に楽しませてくれた競走馬でした。
当時の政策 「定額給付金」 がきっかけで
『どうせ使うなら夢のある買い物をしようじゃないか』 と
ひとつ上(2006年産駒)で好きだったアントニオバローズという競走馬
主戦ジョッキー 角田晃一がダービーで勝負にいった馬でした。
『あんな馬を持ってみたい』
と、同じマンハッタンカフェを父に持つオールディーと出逢いました。
5戦目となった新潟競馬場芝2400m戦で初勝利。笑われるかもしれませんが・・あれが私にとってのダービー。当日はグリーンチャンネルで、嫁と当時の愛犬ボスとの観戦。ゴール前は立ち上がって涙を流して喜んだ初めての先頭ゴール。懐かしい思い出です。
漆黒に輝き(実際は青毛)、スラっとして無駄がない、見映えのする好馬体の馬でした。
担当者の方に 「マンハッタンカフェ産駒らしく気が強いところもあって、噛み癖がある」
と聞いていましたが、
この後ガッツリ右手を噛まれてきました。
そして、忘れもしない2010年8月8日
当地 函館競馬場での7戦目
函館競馬場パドックにて
口取りに申し込んで、普段着慣れないスーツに着替え、"勝負" の函館競馬場へ。めずらしく暑い日曜日でした。函館競馬7レース 3歳上500万条件 芝2600m戦 鞍上は主戦 四位洋文騎手。馬番は7(そういえば3番と7番が当たる馬だったな)。
レースでは相変わらずズブい(ズブ過ぎる)ところを見せて、主戦四位ジョッキーに気合を付けられながらの追走。それでも4コーナー手前で好位まで上がったところでは手応えが良くみえ、無事に先頭ゴール。
ウイナーズサークルに戻ってきたオールディーを見て、驚いたのが、レース直後にもかかわらず、眠たそうな眼をして既に息が戻っていたこと。ズブかった分、四位ジョッキーは大変そうでしたが。
この時 「上手くいけば菊花賞・・」 と感じました。
函館競馬場 ウイナーズサークル
人生初の口取り
馬を持つ という楽しみを教えてくれた シルクオールディー
また オールディーのような馬を持ちたい。本当にそう思います。私の一口馬主の礎となる競走馬。
2016年産駒の牡馬
まだ、ブログで紹介していない隠し玉。この牡馬にはオールディー級の活躍を期待しています。
シルクオールディー
この馬の記憶は永遠に
初めまして。
突然のコメント失礼いたします。
当時、シルクオールディーの調教を担当していた者です。
彼は私にとっても、とても思い入れの強い馬です。未だに彼を覚えて下さって、HPにものせて下さってらっしゃることに大変感動しております。これからも頑張って下さい。陰ながら応援しております。
1頭の競走馬に対する熱い想い。勝った負けただけでない、こういった部分が競馬・競走馬の素晴らしい部分でもあると感じました。
本日はメール、本当にありがとうございました。感謝。
ブログはこちらで続けていきます。