
2018年01月31日
マル外 外国産馬への初出資 デイムウルスラ2016(レモンドロップキッド産駒)~ウインレーシングクラブ
Win Racing Club
新規出資馬紹介
デイムウルスラ2016

牡馬
父 Lemon Drop Kid
母 Dame Ursula
母父 Elusive Quality
生産 Runnymede Farm Inc.& Peter J.Callahan(米国)
栗東 西園正都厩舎
2016年2月10日生
2016年産駒への出資もこの馬が最後。先日触れていたワン・ツースリーの1月23日に出資締結したのが、ウインレーシングクラブ募集馬の、この外国産馬です。
2017年のキーンランドセプテンバーセール(イヤリング)にて、コスモヴューファーム名義で20万ドルで落札されたマル外馬。
外国産馬は輸送経費等の関係もあり、馬代金が割高というイメージもありましたので、HPで会員特別募集開始のアナウンスがあった当初は然程気にしていなかったのですが、血統表・母系図を眺めていて祖母チャンシースクウォーの名に釘付け。
叔父にアグネスデジタル、ジャリスコライト、シェルゲームなど懐かしい競走馬名が連なる優秀な母系。G1 6勝馬のアグネスデジタルはもとより、当時はまだ一口馬主というシステムを知らず、個人的に初めて競馬週刊誌のPOG(馬主になった気分でした(笑))に参加して指名していたのが藤沢和雄厩舎所属でクラシックを目指した外国産馬ジャリスコライト。久し振りにこの馬名を目にして、POGながらジャリスコライトの活躍に胸を躍らせ夢を見ていた当時を懐かしく思い出してました。このような血統背景を持つ母デイムウルスラの4番仔。(この血統をみた時点でほぼ出資確定のランプ点灯)
種牡馬 Lemon Drop Kid
キングマンボの直仔である、父レモンドロップキッドの産駒は、今回出資したデイムウルスラ2016が中央競馬登録18頭目と、日本へ輸入された産駒数は少ない中でも、アポロキングダム(2勝)が種牡馬になって産駒も走っていますし、現役馬では1月14日の古馬1000万クラスを完勝したソレイユドパリ(3勝)を筆頭に、リアリゾンルレーヴ(1勝)、ディライトプロミス(1勝)が頑張っていますし、BMSに入っても、先週の梅花賞を勝ったメイショウテッコン(マンハッタンカフェ産駒)や、ディープオーパス(Exchange Rate産駒)、テンモース(Speightstown産駒)らが活躍している種牡馬です。

2017年12月15日 更新写真

2018年1月19日 更新写真
2018年1月19日 更新近況
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本に加え、ゲート練習を消化しています。
担当者は「馬体重は461キロと数字は減りましたが、乗り込みを進めてきて、引き締まり、鍛え上げられたという感じです。追い切りでは楽に3F44秒台のいい時計が出ますし、背中の感触が良く、動きも柔らかいんです。性格もいいですし、この感じなら折り合いもつきそうなので、距離もある程度融通が利きそうです。大物感がありますし、化けてもおかしくない1頭だと思います」と話していました。
本日募集締め切りを迎えましたので、募集馬としての最終更新となったこの日の近況では、イルドロール16,ハナノメガミ16などが『サッと行かせて3F44秒台』という表現に対し、この馬は『楽に3F44秒台』とのコメント。当初は最終1口の予定でしたが、このコメントで2口の出資。上手なコメントにやられました。
冗談はさておき、12月の写真は輸送等も含め時期的なもので緩く映りますが、動かしている時期であろう募集カタログ時と1月更新の写真、動画から馬体は◎。血統面については上記した通りで、馬体のトラブルなどが無ければ、いいところまで行ける馬に育ってくれるのではと、期待しているところです。
今度はPOGではなく、一口馬主としてこの馬に夢を見させてもらいます。ご一緒の皆様、よろしくお願いいたします。
Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 21:01