HAKODATE-RACING-CLUB

2022年08月13日

コスタレイ (コーステッドの20) 8月12日近況~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬



コスタレイ
コスタレイ (コーステッドの20) 8月12日近況~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬
2歳 牝馬
父 ドゥラメンテ
母 コーステッド
母父 Tizway
美浦 池上昌和厩舎
生産 ノーザンファーム

4月1日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの運動
担当者
「この中間には周回コースとトレッドミルに止めてリフレッシュ期間を設けていましたが、現在は坂路コース主体の調教メニューで乗り運動を行っています。坂路ではハロン15秒ペースまで進めていますが、終始手応えも良く、余裕を持って動くことが出来ています。ここまで段階を踏みつつ全体的な調教量を増やして心肺機能を高めてきたことが、少しずつ実を結んできている印象ですね。とは言え、まだまだ成長途上でもあるため、今後についても馬の状態を見ながら乗り込みを継続していき、さらなる成長を促していきたいと思います」馬体重497kg

4月15日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週4回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整
担当者
「この中間も坂路コース主体の調教メニューで乗り運動を行っています。坂路ではペースに慣れてきたことで、これまでの動きと比べても、余裕を持って登板することが出来ています。周回コースでもリラックスして走ることが出来ていて、フットワークも安定していますし、体力もしっかり付いてきていますね。脚元や体調面についても問題なく、ここまで順調に進めることが出来ています。馬体についてはまだ良化途上なので、これからの成長に期待したいですね。走りのバランス等も考慮すると、調教メニューについては依然として調整が必要ですが、焦らずに馬の成長曲線に合わせたメニューを組んでいきたいと思います」馬体重489kg
コスタレイ (コーステッドの20) 8月12日近況~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬

5月1日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週4回トレッドミル、残りの日は軽めの調整
担当者
「この中間も坂路コース主体で乗り運動を行っていましたが、先月下旬よりリフレッシュ目的でトレッドミル中心のメニューで進めています。運動負荷が高まっても馬体重は増えていますし、体調面は良好です。もう少しトモに幅が出てくれば、より競走馬らしいフォルムになると思いますので、騎乗運動の際には後躯を使った走りを意識しています。調教には元々前向きなタイプですが、ここ最近は体力が付いて動けるようになったこともあり、坂路の入り口から躍動感のあるキャンターで登坂してくれています。今後も動きの質を高めることに重点を置いて進めていきたいと思います」馬体重491kg

5月15日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1~2本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2,500m
担当者
「リフレッシュ後、すぐに乗り運動を再開しています。すでにハロン15秒ペースに戻しており、毎日のように乗り運動を行っています。負荷を高めていますが、馬体重の増減は安定しており、馬体は引き締まって見映えのする体に成長してきました。課題としていたトモの筋肉も後肢を意識した運動により腰回りに張りが出てきましたので、この運動を継続できればもう一回り成長してくれそうです。坂路コースでの息遣いや手応えも良く、ペースを上げようと思えば、すぐにでも上げられる状態ですよ。これからも動きの質を意識しながらも、力強さをさらに身に付けていけるように、後肢を意識した騎乗を継続していきます」馬体重494kg

6月1日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週4回屋内坂路コースでハロン15~18秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整
担当者
「疲れが出る前にリフレッシュを挟みながら、ハロン14秒ペースに迫るくらいのタイムを出しています。この中間で大きく変わったことは、蹄鉄を履かせたことでトモのグリップが利くようになり、トビの大きな走りをするこの馬にとってはかなり動きの質が高まりました。走りに躍動感が生まれて時計以上に力強さとスピードを感じますから、これを継続できれば今月中にも移動の目途が立てられそうですよ。ただ、まだ体を持て余しているような走りをしていますし、本当に良くなってくるのは先ではないかなと思っていますので、成長曲線に合わせて引き続き進めていきたいと思います」馬体重502kg

6月15日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週5回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整
担当者
「今月上旬から坂路コースでの乗り込みを強化して、登坂回数を増やしただけでなく、ペースもハロン14秒まで上げました。前回もお話をした通り、動きの質がかなり高まってきたことで、ペースを上げても難なく対応してくれていますね。負荷を掛けているので体は引き締まってきましたし、持て余す感じもそれほど気にならなくなりました。それでも、もう一段階心身共に成長してくるとさらに動けるようになってきそうな感じはしますし、兄のダノンベルーガもデビュー戦は11月だったように、こちらも早めからどんどん使っていくようなタイプでは無いですから、焦らずに進めていきたいと思います」馬体重494kg

7月1日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週4回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整
担当者
「ハロン14秒ペースを取り入れたことで、腹回りがシュッとしてきた部分はあるものの、飼い葉を食べる量が減ってきた訳ではありませんし、どちらかと言うと上に伸びたことでその印象が強くなりました。体を持て余して走っている感じもなく、動きもしっかりとしてきましたが、乗り手の話では、『スパッと切れるタイプでは無くて広いコースで長く脚を使うタイプではないかな』とのことでした。半兄のダノンベルーガも東京で結果を残しているように、本馬もそのイメージを持っています。なお、先月の移動も考えていましたが、もう少しこちらで乗り込んでいった方が良さそうですので、成長曲線をよく見ながら再度移動のタイミングについて検討していきます」馬体重494kg

7月15日情報
在厩場所:15日に美浦・池上昌和厩舎へ入厩
調教内容:
空港担当者
「引き続き速めのペースを取り入れながら坂路主体で調教を進めていましたが、軽やかな動きを見せているものの、併せ馬を行うと少し気持ちが入り過ぎる時がありましたし、その辺りは特に気を配っていました。ただ、全体的にバランスの良い馬で、馬体を上手く使って走ることが出来ていましたし、春過ぎから特にこの馬のトビの大きさを活かせるようになりましたから、動きに迫力が増して乗り手の評価は月毎に上がってきた1頭です。なお、池上昌和調教師より近々入厩させると連絡ありましたので、今週月曜日にこちらを発ちました。馬体重502kgでした」

7月20日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:ゲート練習
池上昌和調教師
「先週末に無事にこちらへ入厩しています。牧場サイドからは血液検査でスクミの数値が少し高めに出ることがあったと聞いていますから、こちらでもよく注意していますが、全休日明けの昨日も特にそういった症状は見られませんでした。まずはトレセンの環境に慣らしつつ進めており、今日からはゲート練習もスタートしていますが、馬の気配を含めて特に問題は無さそうですから、このまま本格的なゲート練習へ入っていくことが出来そうです。最新の計測で馬体重は485kgと牧場在厩時より10kgほど減っているものの、健康状態に問題はありません。飼い葉食いはあまり積極的では無くて2割くらい残していますが、環境や飼い葉が変化したことによる影響も多少はあるでしょうし、牝馬ということを考えると、これくらいは許容範囲内だと思います」

7月27日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:ゲート練習
池上昌和調教師
「この中間はゲート練習を中心に調教を行っています。ゲート入りで少し渋ることがありますが、それ以上は悪さをすることは無く、納得するとちゃんと入ってくれるので、大きく問題になるほどではありません。出の方も捌きが硬いですし、頭が高めのフォームで突っ張った感じの走りになってしまうことから、それほどスッとスピードに乗って行ける感じでは無いものの、ゲート試験を検討していけるレベルにはありますから、今週中にも練習がてら試験を受けてみる方向で考えています。スクミの症状は特に見せていませんし、飼い葉も遠慮がちではあるものの、食いが落ちることは無いことから、馬体重は485kgと先週と同じ数字をキープ出来ています」

8月4日情報
在厩場所:美浦トレセン/5日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
調教内容:軽めの調整
池上昌和調教師
「先週試しにゲート試験を受けてみたのですが、発馬が遅かったため残念ながら不合格になってしまいました。その後もゲート練習を中心に調整を進めていたものの、今週に入り右前脚の繋ぎに腫れが出て来てしまいました。歩様には出していないものの、しばらく様子を見ていても腫れが引いてこない状況だったことから、獣医師に詳しい検査を行ってもらったところ、腱には特に異常は見られないということで、とりあえずは安心しました。ただ、腱鞘液が溜まってしまっている状況で、おそらくトモに緩いところがあり、ゲート練習を進めていく中で前脚に負担が掛かってきてしまったのでしょう。出来ればゲート試験に合格してから楽をさせたかったところですが、場所が場所なのでこのまま進めていくには不安がありますし、一旦放牧に出してケアしてもらうことにしました」

8月12日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄/14日に北海道・ノーザンファーム空港へ移動予定
調教内容:ウォーキングマシン
次走予定:未定
天栄担当者
「こちらに戻って来て状態を確認しましたが、厩舎サイドから聞いていた右前脚には腫れが見られますね。こちらの獣医師にも詳しく調べてもらったところ、やはり腱鞘液が溜まってしまっているようで、腱鞘炎の診断でした。場所的にしっかりと治してから進めていった方が良さそうですから、明日こちらを出発して北海道へ戻す予定となっています。馬体重は502kgです」
コスタレイ (コーステッドの20) 8月12日近況~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬

(※写真・情報はシルクホースクラブHP掲載の情報であり、当ブログは転載の許可を頂戴しています)


想定していたより早い時期となった入厩のアナウンスでしたが、ゲート試験合格はならず、おまけに腱鞘炎での一頓挫での北海道戻り。生き物相手ですからなかなか思うようには進まない世界ではありますが、元々、早期での始動は無いだろうと考えていましたから、この期間をじっくり成長期間に充ててパンとして戻ってくれればと思います。

コスタレイ (コーステッドの20) 関連記事一覧




同じカテゴリー(一口馬主全般)の記事画像
レーヌドフルール(フルールシチーの22)~一口馬主 友駿ホースクラブ愛馬会出資馬紹介
ベルイストワール (マイスクエアワンの21) 初勝利~ノルマンディーオーナーズクラブ出資馬
ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 出走取り消し~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬
ルミナスレッドの22(ブリックスアンドモルタル産駒)~5月5日 こどもの日 ノルマンディーファーム出資馬見学
ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 10月20日近況情報~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬
ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 5月28日レース結果~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬
ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 5月6日レース結果~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬
コスタレイ (コーステッドの20) 5月3日近況~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬
ミクロフィラム (ティッカーコードの21) 5月1日情報~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬
ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 勝ち上がり ~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬
同じカテゴリー(一口馬主全般)の記事
 レーヌドフルール(フルールシチーの22)~一口馬主 友駿ホースクラブ愛馬会出資馬紹介 (2024-07-05 21:12)
 ベルイストワール (マイスクエアワンの21) 初勝利~ノルマンディーオーナーズクラブ出資馬 (2024-06-08 13:15)
 ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 出走取り消し~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬 (2024-05-11 09:37)
 ルミナスレッドの22(ブリックスアンドモルタル産駒)~5月5日 こどもの日 ノルマンディーファーム出資馬見学 (2024-05-05 18:38)
 ノルマンディーオーナーズクラブ キャンセル分応募馬3頭 (2024-04-29 20:39)
 ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 10月20日近況情報~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬 (2023-10-21 16:45)
 ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 5月28日レース結果~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬 (2023-05-28 13:11)
 ヴァナルガンド (二ホンピロルピナスの20) 5月6日レース結果~ 一口馬主 ノルマンディーOC出資馬 (2023-05-06 13:55)
 コスタレイ (コーステッドの20) 5月3日近況~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬 (2023-05-05 12:46)
 ミクロフィラム (ティッカーコードの21) 5月1日情報~ 一口馬主 シルクホースクラブ出資馬 (2023-05-05 09:20)

Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 14:31 │一口馬主全般【シルクホースクラブ】コスタレイ