
2022年10月22日
リアグラシア (リアアントニアの19) 10月21日近況~一口馬主 シルクホースクラブ出資馬
リアグラシア

3歳 牝馬
父 キングカメハメハ
母 リアアントニア
母父 Rockport Harbor
美浦 木村哲也厩舎
生産 ノーザンファーム
8月19日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週5回屋内坂路コースでハロン13~16秒のキャンター1本、残りの日は軽めの運動
次走予定:未定
担当者
「この中間は坂路主体で進めており、ペースを週1回はハロン13秒まで上げています。全体的に動きは良くなってきましたし、息の戻りも徐々に早くなっているのでこれなら来月には移動させられそうですね。ただ、体の緩さは依然として残っていますから解消していければと思います。馬体重は530kgです」
8月26日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週5回屋内坂路コースでハロン13~16秒のキャンター1本、残りの日は軽めの運動
次走予定:未定
担当者
「この中間も調教メニューは変わりないですが、ハロン13秒を切るくらいのところまで進めています。多少の緩さはあるものの、それが動きに大きく影響していることは無いですね。早ければ来週にも移動させることになりそうです。馬体重は534kgです」
9月2日情報
在厩場所:2日に美浦トレセンへ帰厩
木村哲也調教師
「2日にトレセンへ帰厩させていただきました。長距離輸送による疲れはあるでしょうし、骨折明けでもありますからじっくりと立ち上げていきたいと思います。1つの目標としては第4回東京開催での復帰を思い描いていますが、あくまでも馬の状態を最優先に進めていきます」
9月8日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:軽めの調整
次走予定:未定
木村哲也調教師
「こちらへ入ってからも脚元を含めて馬体面は特に問題ありませんでしたが、乗り出すとコントロールが利かなくなってしまいますね・・。坂路コースでキャンターを行う際は、スタートするところまでは他馬と一緒にトコトコ歩いていくのですが、いざスタートしてからは左のラチにへばり付いてしまい、なかなか進んでくれません。特に“く”の字に体を曲げようとしますから、今のままでは速いところを行えない状況です。さらに右手前だけで走ろうとするところも踏まえると、基礎的な部分にかなり時間を掛けないといけないのかなと思っています」
9月15日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:15日に南Wコースで時計
次走予定:未定
調教助手
「これまではどちらかと言うと緩さがあってのんびりし過ぎているくらいでしたが、今回戻ってきてからは非常に操縦性が難しくなっています。飼い葉食いも幾らか渋っていますし、馬房内でも常にピリッとしているので、なるべく気持ちに余裕を与えながら調整を図っているところです。先週はラチにへばりついてまともな調教が出来ませんでしたが、ようやくその辺りが改善されてきたので、先週末には坂路コースで15-15くらいのところを行えました。そして、今週は15日に南Wコースで追い切りを行い、単走で71-41くらいの時計を出しています。ここまで丁寧に進めてきた効果で思ったよりもコントロールが利きましたし、良い頃のフットワークが戻ってきた印象です。体がまだ緩いのでバランスはもうひと息ですが、締まってくればもっと走りの質が高まってくるでしょうから、気性面には注意しながら積極的に負荷を掛けていきたいですね」
9月21日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:21日に南Wコースで時計
次走予定:第4回東京開催
木村哲也調教師
「先週、私は海外出張でトレセンに居なかったのですが、助手からは『先週は思ったよりもコントロールが利いてこの馬の良さが垣間見えました』と報告を受けていました。ですから、先週末には坂路コースで終いだけ少し脚を伸ばすような調教を行い、今週は21日に南Wコースで単走での追い切りを行いました。帰厩当初は頑なに右手前だけで走ろうとしていたものの、今週は左手前になっても良い走りをしていましたし、操縦性もだいぶ高まってきましたね。長めから時計を出したことで息遣いもさらに良くなってくるでしょうから、この感じであれば第4回東京開催の前半で使えると思います」
9月28日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:28日に南Wコースで時計
次走予定:10月9日の東京・芝1,600m〔川田将雅〕
木村哲也調教師
「先週末には坂路コースで55-40の時計を出しており、馬場が少し重たかった中でも終いはよく伸びてくれましたし、良い頃の状態に少しずつ戻りつつありますね。そして、28日には南Wコースで帰厩後初の併せ馬を消化しており、道中はリアグラシアが2馬身ほど追走して、直線では内目からサッと脚を伸ばしてくると、最後は同じクラスのルージュカルミアと同入で終えています。見た目は真っ直ぐ走れているように見えるものの、併せた影響なのか乗り手は少しコントロールが難しかったようで、左側へ寄ろうとする仕草はあったようです。ただ、こちらへ入ってきた時から比較すると許容範囲にはなりましたし、十分修正が利くレベルまでにはなったのかなと思います。また、今日はかなり長めから時計を出したので、これで中身の方もさらに上向いてくるはずです。今のところ、来週の東京・芝1,600m戦に川田将雅騎手で臨む予定となっています」
10月6日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:6日に南Wコースで時計
次走予定:10月9日の東京・芝1,600m〔川田将雅〕
木村哲也調教師
「これまで通り先週末には坂路コースでサラッと時計を出したのですが、楽な手応えでラスト1ハロンは12.0秒をマークしましたし、動きは上向いていますね。6日には南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はリアグラシアが3頭併せの一番後ろを追走すると、最後は各馬と馬体を揃えて終えています。動き自体は悪く無かったのですが、先週追い切りを消化してから馬場入りする時の脚取りは少し重たそうにしていましたし、今朝も若干調教を行うことに対しての拒否反応はありましたね。姉のリアアメリアも気持ちの面で難しさがあったと聞いていますから、血統的にそういったところがあるのかもしれません。昨年のベゴニア賞以来のレースとなりますから、かなり間隔は空いてしまったものの、ここまで脚元の状態には大きな問題はありませんでしたし、馬体の張りや艶を見ると体調面は良好と見て良いと思いますので、気難しささえ見せなければ格好は付けてくれるのではないでしょうか」
10月11日 レース結果
10/9(日)東京8R 3歳上1勝クラス〔芝1,600m・13頭〕優勝[4人気]
木村哲也調教師
「おめでとうございました。馬体重が大幅に増えていましたが、パドックを見てもらうと分かる通り決して太くはありませんでしたし、これは成長分と思っていただいて構いません。調教で気難しさを見せていたのでそこだけ懸念していたものの、実戦に行ってからも何とか我慢してくれましたし、雰囲気良く競馬へ向かえましたね。川田騎手も『特に言うことは無かったですね。パドックで跨った時から状態の良さを感じていましたし、返し馬での走りもこれならと思わせてくれました。道中は溜めが利いていた分だけ、最後はしっかりと脚を使えて、新馬戦で跨った時よりも成長を感じました』とかなり好感触を持ってくれたので良かったです。脚元のこともあるので、この後はトレセンへ戻ってよく馬体を確認させていただき、それから今後の事を検討します」
10月12日情報
在厩場所:12日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧
木村哲也調教師
「この中間の調教で気難しさを見せていたものの、実戦では何とか我慢することが出来ていましたし、しっかりと結果を残せて良かったです。レース後は膝を中心に馬体を確認させていただきましたが、大きなトラブルは無さそうでホッとしています。ただ、長期休養明けであのパフォーマンスを見せてくれたように疲れはあるでしょうから、本日牧場へお返しさせていただきました」
10月21日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:周回コースで軽めのキャンター
次走予定:未定
天栄担当者
「こちらに戻って来て状態を確認しましたが、両前脚を含めた馬体面にこれと言った異常は見られませんでした。先週一杯は軽めのメニューに止めて、今週から乗り運動を開始し、現在は周回コースで軽めに動かすようにしており、今後は徐々にピッチを上げていければと考えています。馬体重は502kgです」
(※写真・情報はシルクホースクラブHP掲載の情報であり、当ブログは転載の許可を頂戴しています)
昨年11月28日のベゴニア賞(2着)以来の競馬となったリアグラシアが、そのベゴニア賞と同舞台となる東京競馬場の芝1600m戦で両前膝の骨折明けというなか、待望の2勝目を挙げてくれました。木村哲也調教師のコメントにもあるように、馬体重は大幅プラスの22kg増でしたが、パドックではパンプアップされ全く緩さを感じさせない馬体で周回していました。デビュー戦以来の手綱となった川田将雅騎手も自信を持って乗ってくれていたようにも感じましたし、長い休養を余儀なくされた分、感無量の2勝目となりました。レース後も患部の異状も見受けられないとの事で安心もしましたし、リアグラシアの今後の更なる活躍を期待しています。

2021年8月15日 2歳未勝利戦 優勝(1勝目)
新潟競馬場 芝1600m 池添謙一騎手
リアグラシア 2歳未勝利戦優勝時記事

2022年10月9日 3歳上 1勝クラス 優勝(2勝目)
東京競馬場 芝1600m 川田将雅騎手
リアグラシア 関連記事一覧
2022年10月22日
オランジー (サトノオニキスの20) 2戦目~一口馬主シルクホースクラブ出資馬
オランジー

2歳 牝馬
父 ドレフォン
母 サトノオニキス
母父 ディープインパクト
美浦 青木孝文厩舎
生産 ノーザンファーム
8月15日 レース結果
8/13(土)新潟6R メイクデビュー新潟〔芝1,400m・17頭〕17着[6人気]
青木孝文調教師
「レース後は心房細動や鼻出血を疑ったのですが、それらの発症は見られませんでした。ジョッキーの話では『テンで脚を使ったところでもう一杯となってしまい、あとは付いて回るのに精一杯でした』との事ですから、今日に限っては体力不足だったということになりますね。パトロールビデオを見ても、他馬に怯むような仕草は見られませんでしたし、調教ではここまで動かなかった訳ではないだけに、正直物足りない競馬となりました。また、パドックでの雰囲気では、少し硬さはあったものの、いつものこの馬くらいでしたし、輸送も上手く行って何処か気になるところは無かったのですが・・・。もう少し距離を延ばして追走を楽にするというよりは、乗り込みを強化して体力を付けていくことが先決だと思いますし、何よりこの馬は乗り込みながら飼い葉食いが減らないので、しっかりと鍛えることは出来ますからね。ストロングポイントを活かして今後も進めていきたいと考えています。なお、レース後は直接ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」
8月19日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:角馬場でフラットワーク
天栄担当者
「レース後は直接こちらに戻って来ていますが、少し歩様が硬く映りますし、全体的にレースの疲れがあるようですね。念のために血液検査を行ったものの、これと言った異常は見られなかったので、今週半ばから乗り運動を開始しており、今後も状態に合わせて進めていきたいと思います。馬体重は436kgです」
8月26日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週1回坂路コースで15-15、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「まだ疲労が完全に取れたわけでは無いものの、徐々に回復してきているので、今週から坂路調教をスタートしており、現在は週1回ハロン15秒ペースで登坂しています。今後は状態に合わせて、徐々にペースを上げていきたいと思います。馬体重は436kgです」
9月2日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週2回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「坂路入り後も状態面に問題は無かったので、今週から登坂回数を週2回に増やし、ペースもハロン14秒まで上げています。全体的な負荷を強めましたが、体重が徐々に増えているのは良い傾向だと思いますし、ここまでの立ち上げは順調ですね。馬体重は445kgです」
9月16日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週1回坂路コースで14-13、週1回14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「ハロン14秒ペースでの動きに問題は無かったので、今週から週1回は終いハロン13秒まで脚を伸ばしています。ペースアップ後は終いの手応えにやや甘さがあるものの、これから乗り込んでいけば上向いてくるでしょう。調教での動きからはあそこまで負ける感じではないですし、しっかりと乗り込んで基礎強化に努めていきます。馬体重は440kgです」
9月23日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週2回坂路コースで14-13、週1回15-15、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「今週は坂路コースを14-13ペースで登坂する日を週2回に増やしています。まだ動きに良化の余地は残していますが、この馬なりまずまずの脚取りで登坂できています。今後の予定を検討していけるよう、この調子で乗り進めていければと思います。馬体重は444kgです」
9月28日情報
在厩場所:28日に美浦トレセンへ帰厩
調教内容:
次走予定:第4回東京開催、もしくは第4回新潟開催
青木孝文調教師
「28日の検疫でトレセンへ帰厩させていただきました。牧場でもしっかりと乗り込んでもらいましたし、よく心身の状態を見ながら乗り運動を開始したいと思います。なお、具体的な番組に関しては調教を進めてから決定いたします」
10月5日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:5日に坂路コースで時計
次走予定:10月22日の東京・D1,600m(牝)
青木孝文調教師
「先週末に坂路コースで軽く追い切りを行い、15-15を切るくらいの時計を出しています。そして、5日にも坂路コースで追い切りを行いましたが、2歳未勝利馬のキーコンパスと終始馬体を並べたままゴールしています。相手は力の要るコースではあまり動けないのですが、その馬とあまり手応えは変わりませんでしたね。もう少し楽に動いて欲しい気持ちはあるものの、バタバタして一杯という感じではありませんからこれで変わってくれると良いですね。飼い葉食いは旺盛ですし、気性面も非常に素直なので、その辺りは本当に頼もしいのですが、あとは動きが伴ってきてくれればと思います。スピードが勝っている感じでも無いので、次はダートでの走りを見たいと考えており、今のところ東京開催3週目のD1,600m(牝)を目標に進めていくつもりです」
10月13日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:13日に南Wコースで時計
次走予定:10月22日の東京・D1,600m(牝)
青木孝文調教師
「先週は変則開催でしたから、今週の月曜日に南Wコースで追い切りを行いました。半マイル58秒くらいの時計だったのですが、重たい馬場で終いも伸びは物足り無かったですね。ただ、飼い葉食いは良好で扱い易いですし、心身の状態に関してはここまで問題無さそうですよ。13日に南Wコースで併せて追い切りを行い、3頭併せのオランジーが2番手を追走して、勝負所では最内へ持ち出されると、最後は遅れて終えています。月曜日と今朝共に金子光希騎手に調教を手伝ってもらっているのですが『常に抱えていないと危ない走りをしてしまいますね。無理に追うとフラフラしてしまいます』と話していました。ここまで飼い葉食いは良好で何事にも素直に応えてくれますから、これは気持ちの問題ではなく、単純に動きに甘さが残っている現状と捉えてください。あまりポジティブなコメントが出来ませんが、この馬なりに頑張ってくれてはいるので、更に状態を上げていきたいですね」
10月20日情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:19日に南Pコースで時計
次走予定:10月22日の東京・D1,600m(牝)〔柴田大知〕
青木孝文調教師
「前走時からあまり動きに関しては変わってこないですが、この馬なりには順調に進めることが出来ています。先週は南Wコースで動かしたものの、しっかりと動ける感じではありませんでしたし、今朝は馬場の軽い南Pコースで単走で時計を出しています。引き続き金子光希騎手に騎乗してもらいましたが、『縦の比較をすると、これまでよりも良くなったような感じはしますが、他馬との横の比較をすると強気にはなれませんね。現状はまだ成長待ちの段階だと思います』と話していました。正直、前走から動きに関してガラッと変わってこなかったので心配ではあるものの、飼い葉食いは良好ですし、体調面に関しては全く問題の無い馬ですから、その状態の良さを活かして前進して欲しいところです。なお、鞍上は柴田大知騎手に依頼しています」
(※写真・情報はシルクホースクラブHP掲載の情報であり、当ブログは転載の許可を頂戴しています)
お久しぶりです。盆明けより相変わらず東北地方への出張が続いており、多分12月中旬辺りまで予定が延びそうです。出資馬たちにもいろいろ動きがありましたので、今週末は連休ですから時間の許す限り更新していきます。
さて、オランジー(サトノオニキスの20)の2戦目。相変わらず追い切りでも速い時計が出ない為、ビシビシと調教されていますが、それでもプラス12キロでの出走は頼もしいところで、僅かながらでも調教が身になって成長してくれているのでしょうか。それにしても、これだけ追って時計が出ない馬なら、調教師の弱気のコメントにも納得かな。
レースではスタート後の芝の部分では、押しても押しても全くスピードに乗らずという可愛い一面を見せていましたが、脚元がダートに替わってからは、決して手応えは良くないものの追走はマシに映りました。上位からは0.9秒離されましたが、上り3ハロンはメンバー最速での5着。デビュー戦後の泣きたくなった気分から一転し、僅かながら光が見えたような気がします。それでも走破タイムはまだまだ詰めなければいけませんから、もう少し体力を付けてもらって、ダートの中~長距離戦で勝負しましょうか。大知騎手、最後までしっかり競馬を教えてくれてありがとう。
2022年08月14日
マルベリーシチー (ベルミュールの20) 8月10日近況~友駿出資1歳馬紹介 一口馬主
マルベリーシチー

2歳 牡馬
父 サトノアラジン
母 ベルミュール
母父 キングカメハメハ
栗東 橋口慎介厩舎
生産 桑田牧場
7月20日近況
チャンピオンヒルズで調整しています。
厩舎長
「フェルトダートのトラックとウッドチップの坂路を併用しながら調教を進めています。ペースはハロン16秒まで上げて登坂していますが楽な手応えです。馬体も維持できているので今週末には15-15を行う予定です。調教師も馬体確認を行っていますが、このまま進めて体が細くならなければいい休養になったのではと言われていました。2歳の時期ですので個体差はありますが、成長の余地を残している場合はあまり負荷をかけてしまうと反動がきてしまいますので、無理をせずに調整してきたことは良かったように思います。このまま入厩に向けて稽古を進めていきます」 馬体重502キロ
7月27日近況
チャンピオンヒルズで調整しています。
厩舎長
「引き続きフェルトダートとウッドチップの坂路に入れて調教を進めています。先週末には坂路を15-14で登坂しましたが、特に問題なく動けていました。馬体重は508キロとなっており現状を維持できていますので、これから速いところを取り入れながらどんどん乗っていきたいと思います。今後いくらか体重が落ちるかと思いますが、体は以前よりメリハリがついてきたように感じますので、夏の間このまま進めていくことができれば理想的な馬体になりそうです。何とか無事に稽古をこなして入厩に備えたいと思います」
8月3日近況
チャンピオンヒルズで調整しています。
厩舎長
「フェルトダートコースでハロン25~20秒のペースで2000mを消化したあと、ウッドチップの坂路に入れてハロン15秒前後で登坂しています。しばらくこのペースで進めて馬体重の変動がなければ入厩に向けて追い切りをかけていきたいと考えています。今後調教を強化して体が締まり490キロくらいまで体重が落ちるかもしれませんが、許容範囲ですのでそこで安定すれば移動の目途が立ってくると思います。調教師も馬体確認を行なっていますので、タイミングを見て厩舎へ入れて頂けると思います」
8月10日近況
チャンピオンヒルズで調整しています。
厩舎長
「フェルトダートコースとウッドチップの坂路を併用しながら調教を進めています。坂路では普段ハロン18~16秒のペースで登坂し、週1回4F58秒で進めています。とても順調に推移していますが、体が成長したせいか58秒のペースではまだ余裕がありません。今後楽に上がれるようになれば入厩の目途が立ってくると思います。馬体はいい状態をキープできていますので早めに入厩できるようにしっかりと乗っていきたいと思いますが、まだ残暑も厳しく2歳馬にとっては負担が大きいので、移動はもう少し涼しくなってからのほうがいいかもしれません」 馬体重510キロ。
一旦ペースを落とし、馬体の成長を促す期間を入れたマルベリーシチーが再度立ち上げられています。元々が動ける馬でしたから、歯痒いコメントもありますが、これから徐々にといったところでしょうか。暑い時期ですから人馬ともに気を付けて頑張ってもらいたいと思います。
私が好きな日曜朝の神々しく静粛な時間帯。
おはようございます。お盆休み、夏季休暇と皆様楽しんでおられるでしょうか。
この4月に9年2か月に及ぶ東北地方への長期出張から戻りましたが、戻った後の約4か月の間も、およそ半分近くの時間を北海道内への出張に費やしていました。来週18日から再び、東北地方へ3か月半の出張が決まっており、昨日辺りからバタバタとブログの更新をしています。
少しまた更新できない期間も出てくるかもしれませんし、愛犬と遊ぶ時間も確保したいので、友駿1歳世代出資馬の紹介だけしておきます。
ホワイトヴェールの2021

1歳 牡馬
父 シュヴァルグラン
母 ホワイトヴェール
母父 クロフネ
美浦 栗田徹厩舎
生産 下河辺牧場
2021年2月4日生
体高 159cm
胸囲 179cm
管囲 20.0cm
馬体重 443kg
フルールシチーの2021

1歳 牝馬
父 ファインニードル
母 フルールシチー
母父 サクラバクシンオー
栗東 西園正都厩舎
生産 日高大洋牧場
2021年3月2日生
体高 153cm
胸囲 175cm
管囲 19.5cm
馬体重 440kg
再びの舵きり。ということで、この世代の友駿募集馬からはこの2頭を選びました。本来ならこの夏場に牧場見学の記事を据えてと考えていましたが、悪天候の日も多く、北海道もコロナの感染者数が激増していたこともあり、今年は牧場訪問を見送りました。
ともに立派な競走馬に育ってくれることを願っています。