HAKODATE-RACING-CLUB

2022年10月22日

クリプティクコード (父 Churchill)入厩~一口馬主 ワラウカド出資馬



クリプティクコード

父 Churchill
母 Veiled Intrigue
母父 Pastoral Pursuits
栗東 藤原英昭厩舎
生産 Gerry Flannery Developments Ltd
2020年3月22日生

2021年12月10日近況
ファンタストクラブ :今週は週明けから騎乗運動を行っております。まずは、小さな馬場に移動するところから始め、ダクからハッキングでの周回を数日行いました。
後半はダクからハッキングを角馬場で行い、少頭数で屋内ダートコースに入っており、ハッキングとごく軽めのキャンターで2周程度の乗り運動を行いながら、環境の変化などの勉強をさせております。来週あたりから集団での行動に入れていこうと思っております。
*火曜に藤原調教師が来場して本馬を確認しました。調教師からは、ヨーロッパの典型的な馬ではなく、スピードがありそうな日本に合うタイプの馬だと思う。しなやかな歩きをしているし、自分の好きなタイプの馬なのでこれからの成長を楽しみにしているとのことでした。

2022年2月4日近況
ファンタストクラブ :今週からダート坂路を少しペースアップしており、火曜は屋内ダートコースを2周半(2000m)のキャンターで走った後に屋内ダート坂路で16-15を1本、それぞれ単走で乗っております。本日金曜は屋内ダートコースを2周半(2000m)のキャンターで走った後に屋内ダート坂路で16-15を1本、それぞれ併走で乗っております。それ以外の日は屋内ダートコース2周半〜3周(2000〜2400m)をキャンターで日によって単走・併走などのメリハリをつけて乗り込んでいます。
今週も順調に調教を重ねており、馬体重も落とすことはあまりなく進められております。 坂路に行くと気持ちの面ふわふわとしたところがあるのですが、それでも真っ直ぐに登坂できており、スムーズな走りができていると思います。後ろから来たりしてもそれほど慌てないのですが、横から来ると気にするところがありますので、集団調教の中で少しずつ経験値を蓄えていければと考えています。
馬体重492kg

3月11日近況
ファンタストクラブ:今週は火曜・金曜は屋内ダートコース2周半のキャンター(2000m)の後に屋内ダート坂路を15/F併走で馬の状態が良ければしまいを伸ばすよう指示しました。それ以外の日は屋内ダートコース2周半〜3周のキャンター(2000m〜2400m)で単走・併走を交えて進めています。
今週も順調に乗り込みができて、坂路でもしまいを14/Fくらいで上がってきています。馬体重は若干減っていますが、ペースアップにも対応できており、良い感じでお腹周りも絞れてきていると思います。前肢の力が強いのであとは腰からトモにかけての強さが出て来れば、バランスはさらによくなると思います。
馬体重488kg

4月1日近況
ファンタストクラブ:火曜は屋内ダートコースのキャンターを併走で2周半(2000m)と屋内ダート坂路を単走で15〜14/Fで、馬の状態次第で伸ばすように指示して登坂させました。金曜はウッドチップコースに初めて入れ、環境に慣れさせるためゆっくり登坂させました。その後、屋内ダート坂路を単走で15/F上限で進めております。火曜にしっかり負荷を掛けましたので、金曜は気持ち軽めに登坂させています。それ以外の日は屋内ダートコースのキャンターを2周半から3周程度で進めています。
馬の状態は少しずつ上がってきていますので、火曜の追い日では単走ではありますが、最後は14/Fを切るくらいの勢いで登坂していました。 身体はしっかり成長してきていますが、前肢に比べると後肢がまだ成長が必要な段階ですので、登坂の勢いはあるものの物足りなさが見られます。トモの強化は競走馬の永遠の課題ですので、毎日の乗り込みでしっかり鍛えていきたいと思います。
馬体重486kg

4月29日近況
ファンタストクラブ:火曜は角馬場でのウォーミングアップ後にウッドチップ坂路(1200m)単走20〜18/Fを1本、併走15-14-13を1本の合計2本登坂させました。本日金曜日は屋内ダートコースを軽めのキャンターで2周半の後に、ウッドチップ坂路を併走で14/Fを1本登坂しました。それ以外の日は屋内ダートコースを2周半〜3周のキャンターでの乗り込みを継続しております。
しまい13程度の調教ペースについては問題なく対応できております。腰回りがしっかりしてきているので走りの面でも安定してきており、毎週良化が見られるような成長期に入っていると感じます。この調子で成長できるように状態が良い時はしっかり負荷をかけて行きたいと思います。

5月27日近況
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後にウッドチップ坂路を単走で 17/F計2本を登坂させました。本日金曜日は雨風が強かったので角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをキャンター3周としました。それ以外の日は屋内ダートコースを2周半から3周キャンターで進めております。火曜日はまだ少しトモの疲れが残っており、軽い調教に留めております。少しずつ疲労感は解消されてきていますので、ケアをしながら状態に合わせてメニューを進めていきたいと思っております。
月曜日に藤原調教師が来場し、本馬を確認されました。
「馬体は以前よりも成長してかなり良くなっていますね。動きを見るとまだ物足りなさを感じる部分がありますので、もう少し北海道で乗り込んでもらい本州に移動させたいと考えています」

6月10日近況
ファンタストクラブ :火曜日は各馬場でウォーミングアップ後にウッドチップ坂路を単走で17-16と15/Fで登坂させました。金曜日は各馬場でウォーミングアップ後にウッドチップ坂路を単走17-16と併走15/Fの指示で登坂させました。他の日は屋内ダートコースを2周半から3周をキャンターで進めています。少し楽をさせたこともあり、調子も上向きになっていました。本馬にとって良いリフレッシュになったようです。
金曜日は調子が良かったのでホワイトキャンバスと併走させました。馬の状態に合わせて5Fから伸ばすよう指示を出しましたがスムーズな加速で駆け上がっていました。動きも良くなってきていますので、この調子をキープできるように体調管理に気をつけながら乗り込んでいきたいです。
藤原調教師:本馬の成長具合を見ていますが、夏場の暑さを避けて秋の競馬で行ければと考えています。初年度産駒で仏ダービー馬を出すなど期待を持って成長を見守りたいと思いますので、育成場にも改めてしっかり進めて欲しいと伝えています。

7月1日近況
ファンタストクラブ: 火曜日は角馬場でウォーミングアップ後にダート坂路を単走17-16と併走15-14の2本を登坂させました。本日金曜日はウォーミングアップ後に屋内ダートコースを3周キャンターで乗り、ダート坂路を14/Fで1本登坂しました。それ以外の日は屋内ダートコースを2周半から3周キャンターで調整しています。
併せ馬では最後伸ばせるようであれば馬の状態に合わせて時計を出すように指示しました。ホワイトキャンバスと併せましたが腰がしっかりしてきたことに加え、前向きさもあるので最後までしっかり走りきることができるようになってきました。終いは13秒台で登坂出来ていました。伸び盛りのこの時期に状態を上げていけるよう進めていきたいと思います。
馬体重494kg

7月29日近況
ファンタストクラブ: 火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に単走でウッドチップ坂路17-16とダート坂路を14/Fで2本を登坂させました。本日金曜日はウォーミングアップ後にウッドチップ坂路17-16、14/Fの2本を単走で行いました。それ以外の日は屋内ダートコースを2周半から3周キャンターで調整しています。今週も引き続き、順調に調教を継続できています。単走で登坂させペースアップを指示した際に少しよれるところがありますので、そこを気をつけていきたいです。あまり詰め込みすぎないように気をつけていますが、坂路調教では指示以上の速さで登坂できています。動き自体は悪く無いですが、夏場に北海道でもう一段階成長できるように乗り込みを進めていきます。
今週藤原調教師が来場し、本馬を確認されました。
「腰つきがしっかりしてきて、馬体がぐっと良くなってきましたね。秋目標で考えているので、順調だと思います。期待していますので、しっかり乗り込んでください」と成長を喜んでおられました。
馬体重487kg

8月5日近況
ファンタストクラブ: 火曜日は雨の影響で角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを早めのペースで3周としました。本日金曜日はウォーミングアップ後にダート坂路を単走で2本17-16と14/Fで登坂しました。それ以外の日は屋内ダートコースを2周半から3周キャンターで調整しています。
今週は雨の日が多かったので軽めの調整となりましたが、本日の坂路2本目は今までで一番良い動きをしていました。騎乗員からは本日の調教で一段ギアが入ったとコメントを頂きました。この調子を維持しながら更にパワーアップを図っていきたいと思います。

8月26日近況
ファンタストクラブ:本日の馬運車で吉澤WESTへ移動となりました。火曜日は角馬場でウォーミングアップ後にダート坂路を単走17-16/F、併走14/Fの合計2本登坂しました。それ以外の日は屋内ダートコースを2周半から3周ダク〜キャンターで調整しました。今週も雨の日が多く、ウッドチップ坂路コースが使用できなかったのでダート坂路コースでの調整とな りました。
順調に乗り込みを継続してきましたのでトモ周りの筋肉が発達してきており、坂路での動きにも余裕がありますので状態を維持して送り出せたと思います。

9月2日近況
吉澤West:火曜にこちらに到着しております。暑いタイミングでの移動となったこともあり、木曜に熱発してしまいました。
今は問題ありませんが、週末は軽い運動のみとして月曜から乗り出して行こうと思います。馬っぷりが良く先が楽しみだと感じていますので、精一杯頑張りたいと思っております。
藤原調教師:水曜に本馬を見てきました。良い感じで成長してきていると感じました。
まだ少し緩い部分がありますので、吉澤Westでもう少し乗り込んでもらってからトレセンに入れていきたいと思います。

9月23日近況
吉澤West:今週はフラットワーク後に坂路1本の調教で進めており、水曜に15/F を1本行っていきました。全体的に馬体が幼い印象ですが、早いところに行ってもしっかり動けています。見た目以上に体幹はしっかりしていて、早いところに行っても良い行きっぷりで登坂していました。調教師からは近いうちに一度トレセンに入れてゲート試験に進めていく方向で考えるとのことで承っていますので、指示があり次第送り出せるように乗り込みを続けていきます。
藤原調教師:各所鍛えていきたいところはありますが、良い状態にきているとも感じていますので、来週もしくは再来週の検疫でトレセンに入れてゲート試験まで進めて行こうと考えています。
来週入れる前にもう一度見てから判断しますが、動けそうな雰囲気を感じていますので、手元でどんな動きを見せてくれるかを楽しみにしたいと思います。

9月30日近況
吉澤West:今週はフラットワーク後に坂路1本の調教で進めており、水曜に13/F を1本消化しました。坂路の勾配が厳しい中でもしっかり動けているので素材としては非常に良いものを感じます。ただ、まだ体力面などが馬格に追いついていないので、トレセンで進めて行く中で時計を出せる走力はあると思っていますが、進めて行く中で萎んでいく可能性を感じています。
調教師が来場した際の確認でもその辺りを含めて育成方針を話し合い、もう少しこちらで進めることになりそうです。検疫のタイミングで移動する可能性もあるとのことですので、毎日のケアもしっかりをしながら進めて行きます。
藤原調教師:ゲートまで進めるつもりで今週くらいにトレセンに移動を考えていましたが、今週しっかり攻めた後での馬を見た際の状態などから、体質強化をもう少しして行きたいと思いました。
馬っぷりは非常に良く動きはいいとのことなので楽しみにしていますが、もう少し吉澤で鍛えてから移動させたいと思います。もう少し時間を貰いますが、しっかりやって行きますのでよろしくお願いします。

10月7日近況
吉澤West:フラットワーク後に坂路1本の調教で進めており、今週は13/Fを2本消化しました。速いところを乗った後で上がり運動の際に咳をしており、入厩もそれ程遠くないこともありますので、念の為スコープでチェックしましたが全く問題ありませんでした。おそらくまだ息の入りがもう一つなこともあると思いますので、体力面での強化はもう少しやって行きたいと思います。
今週の藤原調教師との話では、検疫の予約状況次第ではあるもののトレセンに入れて刺激していくことも考えてみるとのことでした。ただどの場合でも強化方針は変わりませんので、しっかり乗り込んで行きます。

10月14日近況
吉澤West:今週もフラットワーク後に坂路1本の調教で進めており、今週は13/Fを2本消化しました。先週報告した咳については現在はしておりません。速いところでも良く動けていますし、こちらでのゲート練習も問題なく消化できています。乗り込んで行くことで体力は少しずつ向上していますので、トレセンで刺激をもらうことで更に成長が加速するような雰囲気も出てきました。
今週での移動指示はありませんが、それほど遠くないタイミングで指示はあると思いますので、それまで少しでも強化を進められるよう乗り込み強化を進めて行きます。
10月20日 栗東トレセン入厩
(写真・情報はワラウカドHP掲載の情報であり、当ブログは転載の許可を頂戴しています)

2016年のナショナルステークス・デューハーストステークス(共に芝1400m)、2017年の英2000ギニー・愛2000ギニー(共に芝1600m)のG1を4勝(ライアンムーア騎手)している、チャーチル(Churchill)産駒のクリプティクコード(ヴェイルドイントリーグの20)に出資しています。
父 Churchill は、初年度産駒からフランスのダービー馬で、エクリプスステークスも連勝し今年の凱旋門賞でもアルピニスタの2着となった ヴァデニ (Vadeni) を出している種牡馬。
まずはゲート試験合格が目標になるかと思いますが、調教でどれだけ動ける馬なのか楽しみに注目していきたいと思ってます。
  


Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 17:41一口馬主全般【ワラウカド】クリプティクコード

2022年10月22日

マルベリーシチー,インテンスシチー 他~一口馬主 友駿ホースクラブ愛馬会出資馬



マルベリーシチー

2歳 牡馬
父 サトノアラジン
母 ベルミュール
母父 キングカメハメハ
栗東 橋口慎介厩舎
生産 桑田牧場

10月5日近況
先週、チャンピオンヒルズへ放牧に出ました。
橋口調教師
「先週、無事ゲート試験に合格しました。同じ新馬と試験を受けましたが、マルベリーのほうがスタートが速くまずまずの内容でした。入厩して2週間ほど稽古を行いましたが、ここで一旦放牧してリフレッシュを図りたいと思います。異常がなければ3週間ほどで戻して新馬戦に備えたいと思います。デビューについては来月の阪神の2週目に芝1600m戦がありますので、そこを目標にしたいと考えています。乗り役についてはその日の重賞でうちの馬に横山武史騎手に乗ってもらいますので、合わせてお願いしたら快諾してくれました。新馬も多くなってきていますので、問題なく出走できることを願っています」

10月12日近況
チャンピオンヒルズで調整しています。
厩舎長
「入場後にトレセンでの反動がないかチェックしましたが、疲労はなく元気にしています。先週は普通のところを乗り込んで様子を見ましたが、異常ないことから週末には時計を入れて坂路を登坂しています。新馬戦は来月の阪神2週目と伺っていますので、今月下旬にはトレセンへ戻るようになるかと思います。トレセンではまだフットワークに良化の余地があると聞きましたが、ギアの入れ方がわからないところがあるので実戦で経験を積んでいけば良くなると思います。馬体は494キロと安定しており、入厩を延ばしたことで成長を促すことができ良かったです」

10月19日近況
チャンピオンヒルズで調整しています。
厩舎長
「引き続きウッドの坂路で時計を入れながら調教を進めていますが問題ありません。調教師から馬房の都合次第で今週にも戻るようになるかもしれないと伺っていますが、緩めずに乗り込んでいますのでいつ声がかかっても大丈夫です。体も良い状態を維持していますので戻ってから追い切りをかけて頂ければ仕上がると思います。フットワークの問題もこれから経験を積んでいけば改善されてくると思います。まだ2歳のこの時期ですから変わってくると思います」
10月21日 帰厩

11月12日 デイリー杯2歳ステークス当日の芝1600m戦でのデビューを目標にされている、マルベリーシチーが帰厩しています。ゲート試験合格後はチャンピオンヒルズで、しっかりと成長を促されたようですから、帰厩後の追い切りでどれくらい動けるのか注目しています。



インテンスシチー

2歳 牡馬
父 エスポワールシチー
母 ハーランズワンダー
母父 Awesome Again
美浦 和田雄二厩舎
生産 村田牧場

9月28日近況
石橋ステーブルで調整しています。
場長
「KSトレセンで坂路を併用しながら調教を行っています。ペースはハロン18~17秒ですが、ここにきて動きが良くなりいいスピードを見せています。古馬に付いていっても問題なく、しっかりとしたフットワークで走れています。馬体は余裕のあったところが筋肉に変わってガチッとしてきた感じです。今後は様子を見ながらピッチを上げていきたいと思いますが、この状態ならあと1ヵ月もあれば入厩の目途が立つと思います。入厩後はそのままデビューまでいけるようへこたれないように体力を付けたいと思います」
馬体重は490キロ

10月5日近況
石橋ステーブルで調整しています。
場長
「KSトレセンのトラックで軽めのキャンターと普通キャンターを交えながら1600~2800mを乗り込んでいます。また週2回坂路も入れて登坂していますが動きは良好です。ペースは引き続きハロン18~17秒で進めていますが、体が良化してから手応えが良くなってきています。今後は様子を見て速いところまでペースアップを図り態勢を整えていきたいと思います。ここにきて心身ともにとても良くなってきましたので競馬での好走を期待しています。今月の入厩を目指して乗り込みを強化していきたいと思います」
馬体重は494キロ

10月12日近況
石橋ステーブルで調整しています。
場長
「これまでは坂路に入れていましたが、現在はトラックでフラットワークを重視して調教を行っています。ペースをハロン15-15まで上げて乗り込んでいますが、しっかりとしたフットワークで走れています。ただ入厩後にゲート試験がありますので、あまりテンションを上げないように調整しています。ここまで順調にきていますので、今月下旬にはトレセンへ入るようになると思います。状態面は良好で体重も落ちずに安定しています。また以前は馬房で寝てばかりでしたが最近はあまり寝なくなりました。体幹がしっかりとしてきたので疲労が少なくなっているものと思います」
馬体重は494キロ

10月19日近況
石橋ステーブルで調整しています。
和田雄二調教師
「先週も牧場で馬体確認を行いましたが、体にメリハリが付いてきましたのでここまで待って良かったです。調教も15-15までペースが上がっていますが動きも良さそうです。KSトレセンに移ってから入厩態勢が整うまでどのぐらい時間がかかるかと思いましたが順調にきてくれました。場長とも相談していますが、この時期になりましたので入厩後はゲート試験をできるだけ早くクリアしてそのまま出走できたら理想的です。そのためゲート練習をしっかり行ってもらうようにお願いしています。このまま問題がなければ来週末あたりにはトレセンに入れたいと考えています」
馬体重は494キロ

エスポワールシチー産駒のインテンスシチーもそろそろ入厩の声が掛かりそうになってきました。早い時期とは違い、ダートの番組も増えてくる時期ですから、順調に推移して欲しいところです。



ホワイトヴェールの21

1歳 牡馬
父 シュヴァルグラン
母 ホワイトヴェール
母父 クロフネ
美浦 栗田徹厩舎
生産 下河辺牧場

10月12日近況
門別の下河辺牧場で育成中。
場長
「8月から昼夜放牧をしながら馴致を行い、下旬には昼夜放牧を終了してトレーニング場の厩舎に入れました。先月から順調に乗り出しており、現在はトラックでダク1000m、軽めのキャンター1600~1800mを乗り込んでいます。また週2~3回坂路も入れており、ハロン20~18秒で登坂しています。気性面では馴致当初はきついところがあるかなと心配していましたが、集団でトラックを乗っている時に先頭に立っても抑えが効いてリードホース的な役目ができ、精神面の成長が見られるようです。稽古では疲れが出ないように小まめに休養を挟み反動がこないように努めています」
馬体重は477キロ


フルールシチーの21

1歳 牝馬
父 ファインニードル
母 フルールシチー
母父 サクラバクシンオー
栗東 西園正都厩舎
生産 日高大洋牧場

10月12日近況
浦河の武田ステーブルで育成中。
場長
「先月28日に門別の日高大洋牧場から移動してきました。この時期にしては体重もありすぐに馴致を始めています。当初はソワソワしたところが見受けられましたが徐々に落ち着いてきました。先週の時点で円馬場に入れて騎乗調教を消化し、週末には集団で乗れるようになっています。兄姉の中でも大きいほうで中身もしっかりとしています。しばらく本場のトラックで稽古を行い、反動が出ないようならBTCの施設も利用して調教を行ってみたいと思います。今のところ気性面で気になるところはありませんので、このまま様子を見ながら進めていきたいと思います」
馬体重は472キロ

1歳世代もそれぞれ育成先に移動していますね。順調に成長していって欲しいと思ってます。


そして明日の菊花賞は◎ヴェローナシチー
ダービー出走を目指していた春の京都新聞杯は、タイトな流れを早めに捲り上げて行って、レコードの0.1秒差の2着は立派で、まさに負けて強しという競馬内容で、阪神競馬場3000mなら俄然面白い競馬になると睨んでます。12年前の菊のリベンジなるか。頑張れヴェローナシチー!!

  


2022年10月22日

テルツェット (ラッドルチェンドの17) 10月21日情報~一口馬主 シルクホースクラブ出資馬



テルツェット

5歳 牝馬
父 ディープインパクト
母 ラッドルチェンド
母父 Danehill Dancer
美浦 和田正一郎厩舎
生産 ノーザンファーム

8月12日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日はウォーキングマシン
次走予定:未定
担当者
「こちらへ戻ってきてからも激闘後とは思えないほど、元気一杯の様子でしたから、ガス抜きするためにも周回コースで乗り運動を行っています。先日、和田調教師が来場されて本馬を見られましたが『牧場へ戻った後も活気が溢れていましたし、疲れがドッと出なかったようで安心しました』と話をしていました。もう少し涼しい北海道で過ごし、暑さが和らぐタイミングで本州へ送り出したいと考えています。馬体重は437kgです」

8月19日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週1回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日はトレッドミルでキャンター
次走予定:未定
担当者
「この中間からは坂路調教を開始いたしました。戻ってきてからの気配が良いですから、動きもしっかりとしていますし、折り合い面も問題無さそうですね。それに体も徐々に膨らんできましたから、この感じで更に体を増やしていければと思います。馬体重は449kgです」

8月26日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回周回コースで軽めのキャンター2,500m~3,500m、残りの日はトレッドミルでキャンター
次走予定:未定
担当者
「この中間は周回コースでの調教をメインに進めています。先週から大きく雰囲気は変わりないですが、少し気持ちの昂ぶりが見られるようになってきましたね。それだけ元気が有り余っているのでしょう。涼しくなってきたタイミングで本州へ移動する予定になっています。馬体重は458kgです」

9月2日情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週4回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの運動
次走予定:未定
担当者
「この中間は坂路調教を軸に進めており、週1回はハロン14秒ペースで乗り込んでいます。速いところを取り入れても気持ちの昂ぶりはありませんし、この馬なりにテンションは維持することが出来ていますね。恐らく来週には移動の声が掛かると思いますので、そのつもりで準備しておきます。馬体重は463kgです」

9月9日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週1回坂路コースで15-15、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「6日にこちらへ移動しており、到着後も体調面に問題はなかったことから、早速乗り運動を開始しています。現在は坂路コースをハロン15秒ペースで乗っていますが、動きはしっかりとしていますし、今後は徐々にペースを上げていきたいと思います」

9月16日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週3回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「今週は登坂回数を週3回に増やし、ペースもハロン14秒に上げています。全体的な負荷を強めましたが、背腰を中心に疲れが増すことなく順調に調整できています。まずはこれくらいのところで乗り進めつつ、今後に向けたしっかりとしたベース作りに努めていきたいですね。馬体重は458kgです」

9月23日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週1回坂路コースで14-13、週1回14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「今週の登坂回数は週2回だけですが、その内の1回は終いハロン13秒まで脚を伸ばしています。まだペースアップしたばかりなので、終いの動きにはややモタつきがありますね。ただ、背腰の状態はキープ出来ていますし、このまま14-13中心で動かして良化を促していければと思います。馬体重は461kgです」

9月30日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週2回坂路コースで14-13、週1回14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:未定
天栄担当者
「今週は14-13ペースでの乗り込みを週2回に増やし、全体的な強度を上げました。先週から比較すると、だいぶ動きには余裕が出てきましたが、この馬本来の動きにはまだ届いていないので、引き続き乗り込みながら良化を図っていきます。馬体重は462kgです」

10月7日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週2回坂路コースで14-13、週1回周回コースで5ハロン14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:11月13日の阪神・エリザベス女王杯(GⅠ)
天栄担当者
「今週は週2回の坂路コースでの乗り込みに加えて、週1回は周回コースでも速めのところを交えて進めるようにしています。まだ良化途上ではあるものの、本数をこなすに連れて動きは上向いてきている印象ですから、厩舎サイドとはエリザベス女王杯を目標に調整していく方向で打ち合わせています。馬体重は460kgです」

10月14日情報
在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週2回坂路コースで14-13、残りの日は軽めの調整
次走予定:11月13日の阪神・エリザベス女王杯(GⅠ)
天栄担当者
「今週は速めのところを行うのは坂路コースだけにしていますが、脚元を含めて疲れが出て来ることはありませんね。脚取りも問題なく順調に乗り込むことが出来ていますから、この調子で上手く中身を整えていければと思います。馬体重は460kgです」

10月21日情報
在厩場所:21日に美浦トレセンへ帰厩
調教内容:
次走予定:11月13日の阪神・エリザベス女王杯(GⅠ)〔池添謙一〕
和田正一郎調教師
「ノーザンファーム天栄へ移動した後も順調に乗り込めたようですし、21日の検疫でこちらへ帰厩させていただきました。スクミやすい体質の馬ですから、まずは心身の状態をよく確認して、問題無ければ明日から乗り運動を開始いたします。なお、エリザベス女王杯の鞍上は池添謙一騎手に依頼しています。前走のクイーンステークスでは見事にラチ沿いから抜け出してくれましたし、道中の感じから非常に手が合っていましたので、再度このコンビでタイトルを獲りたいですね」
(※写真・情報はシルクホースクラブHP掲載の情報であり、当ブログは転載の許可を頂戴しています)

昨年のエリザベス女王杯 レース前記事

昨年のエリザベス女王杯 レース後記事

テルツェットの次走予定がエリザベス女王杯(池添謙一騎手)と発表されました。まずは上にリンクを貼りましたので、レース前・レース後と呼んでみて下さい。
基本的にテルツェットは中~長距離もこなせるとは思っていますが、京都競馬場改修工事期間の為に今年も昨年同様、舞台は阪神競馬場の芝2200m。そう、あの激しいスタミナが問われる宝塚記念と同じ舞台なんです。昨年も3コーナー辺りから各馬が仕掛けて、レースの上りが36.5秒というタフなレースでした。得意の中山の芝1800mにG1があればそれがベストなのでしょうけど、こればかりは仕方ありません。
昨年のエリザベス女王杯は勝ち馬アカイイトから0.9秒離されての11着でしたが、今年は勝てなかった中山牝馬ステークスなどのレースも含めて、テルツェットも確実に成長を見せていますから、その辺りに期待したいと思っていますし、前走のクイーンステークスでしっかり結果を出してくれた池添謙一騎手で出走予定という部分も心強く、一発の魅力があると感じています。
実質的にテルツェットの現役最後のレースになるのかもしれませんので、ビシッと勝負仕上げで挑んで欲しいと願っています。


2019年12月7日 デビュー戦勝利(1勝目)
テルツェット デビュー戦 勝利時記事



2020年8月15日 村上特別優勝(2勝目)
テルツェット 村上特別 優勝時記事



2020年11月1日 国立特別優勝(3勝目)
テルツェット 国立特別 優勝時記事



2021年1月31日 節分ステークス優勝(4勝目)



2021年4月3日 ダービー卿CT優勝(5勝目)
テルツェット ダービー卿CT 優勝時記事



2021年8月1日 クイーンステークス優勝(6勝目)
テルツェット クイーンステークス 優勝時記事


2022年7月31日 クイーンステークス優勝(7勝目)
テルツェット クイーンステークス 優勝(連覇)時記事



2019年4月 ノーザンファーム空港見学記事
http://horse.hama1.jp/e1575888.html


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Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 14:47一口馬主全般【シルクホースクラブ】テルツェット