2021年09月26日
アニージョ （父ケープブランコ） 9月24日近況 ～ローレルクラブ出資馬
アニージョ
2歳 牡馬
父 ケープブランコ
母 アニムス
母父 ゴールドアリュール
美浦 畠山吉宏厩舎
生産 グランデファーム
2021/06/25
浦河町のグランデファームに到着後は、BTC内の屋内直線ウッドコース2本を18秒ペースのキャンター調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「脚元など獣医師に検査をしてもらいましたが、前肢屈健部や深管部に異常はありませんでした。後肢に少しだけ疲れが見られますので、軽く乗りながら回復を待ちます。馬体重は新馬戦に出走した時と同じくらいなので、徐々に増やしつつ運動を行なっていきます」
2021/07/02
この中間は屋内坂路2本を18秒ペースのキャンター調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「後肢の疲れが取れてきたので、坂路調教に進めています。畠山先生から、次走はダートで使ってみたいと話しがあり、8月21日の札幌ダート千七を目標にした調整をお願いされました」
2021/07/09
この中間はBTC内の屋内坂路2本を16秒ペースのキャンター調教を行なっています。
馬体重517kg 体高165cm 胸囲187cm 管囲21.5cm
2021/07/16
この中間はBTC内の屋内坂路2本を14-14の調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「デビュー戦後にトレセンで気にされていた左前の歩様にほんの少しだけ違和感を覚えたので、装蹄師に確認してもらいました。削蹄でバランス調整を行なった事で、動きが良化しています」
2021/07/26
この中間はBTC内の屋内坂路3本の追い切り調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「気温が高いので屋外コースは避けて、屋内坂路3本の調教を行なっています。3本目はほぼ馬なりで3ハロン36秒台が出ており、動きはかなり良いですよ。身体に幅が出てきた事で、重厚で低重心な走りが出来るようになっています」
2021/07/30
引き続きBTC内の屋内坂路3本の追い切り調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「次走はおそらく入厩後10日で競馬になるでしょうから、こちらでばっちり仕上げて送り込みます。すでに調教通りに走ってくれれば勝ち負けになる出来になっていますが、さらに上積みを狙って調教を重ねます」
2021/08/06
引き続きBTC内の屋内坂路3本の追い切り調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「予定している8月21日の札幌競馬に使うには、来週中頃までに帰厩させないといけませんが、畠山先生から『イレギュラーが出てしまい、馬房調整が付かないかもしれない』と連絡がありました。週明けまではスケジュールが確定できないようですので、当初の予定通りに調整を行なっておきます」
2021/08/13
この中間はBTC内の屋内坂路2本の追い切り調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「ヴァクストゥームの胸を借りるつもりで併せ馬を行ないましたが、先輩馬を煽ってこちらの想像以上に動いてくれました。３ハロン36.0秒でかなりの好タイムでしたし、まだ余力がありましたので、復帰戦はかなり期待できそうです」
2021/08/20
引き続きBTC内の屋内坂路2本の追い切り調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「畠山先生より『申し訳ないが札幌の馬房が用意出来なくなってしまった』と連絡がありました。2回札幌競馬の後半より函館競馬場の馬房が閉鎖になった事で、馬房の調整がつかなかったようです。次走は中山競馬2週目のダート千八に変更となりましたが、予定がずれたくらいで体調が崩れるようなヤワな馬ではないので問題ありません」
2021/08/27
引き続きBTC内の屋内坂路2本の追い切り調教を行なっています。
グランデファームスタッフ
「調教を緩める事なく、引き続き追い切りを行ないながら体調調整を行なっています。攻めれば攻めるほど、筋肉が浮き上がって身体にボリュームが出てきているので、とても良い傾向です」
2021/09/03
引き続きBTC内の屋内坂路2本の追い切り調教を行なっています。馬体重514kg 体高165cm 胸囲186cm 管囲21.5cm
グランデファームスタッフ
「馬がどんどん良くなっていますね。追い切りを重ねても、気持ちのテンションが上がりすぎないのもいいところです。デビュー戦は、スタート直後に先頭に立ったところで物見して馬自身がブレーキを掛けてしまったようですが、そんな面は出しませんから次は能力通りに走ってくれるでしょう」
2021/09/09
柴田(大)9月9日(木)美南W重・5F68.9-52.8-38.5-11.8(8分所・直一杯追う)
ウインエクレール(新馬)馬なりに0.3秒追走0.8秒先着
畠山師
「前に目標を見て、直線で併せてからサッと仕掛けて反応を確かめました。追走している時には物見をしてフワフワしていましたし、最後に仕掛けてからの反応ももう一息でしたが、ハミを掛けてからの走りは悪くなかったと思います。追い切りに乗ってくれた(柴田)大知君に来週の競馬の騎乗もお願いしました」
2021/09/15
9月19日(日)中山3R・2歳未勝利・D1800m(フルゲート16頭・想定12頭中4番手・出走可)に柴田大知で出走を予定しています。
この中間も変わりなく調整されており、明日追い切られる予定です。
畠山師
「今朝は四肢に軽い浮腫みが出ていたのですが、(柴田)大知騎手で馬場入りは消化しました。調教後は浮腫みもスッと引きましたし、馬は元気で飼い葉も食べ過ぎるくらい食べているので問題ないと思いますが、今週の予定については1日様子を見てから判断させて下さい」
2021/09/16
今週の予定は回避となりました。
畠山師
「今朝も四肢に浮腫みが出ました。血液検査の結果では、肝機能の数値が少し高かったです。内臓面の疲れの表れではあるのですが、食欲は旺盛ですし熱発があるわけでもありませんので、様子を見ながらこのまま在厩で進めたいと思います」
2021/09/22
この中間は変わりなく調整されています。
畠山師
「心配された四肢の浮腫みは治まりましたので、通常の調教メニューを消化していますし、状態を見ながらペースを上げる段階に入っていけそうです」
2021/09/24
柴田(大)9月24日(金)美南W良・5F69.0-53.8-38.8-12.3(8分所・馬なり余力)
アメトリンルナ(新馬)馬なりの外1.0秒先行0.4秒先着
畠山師
「四肢の浮腫みも治まり、状態は問題ありませんので、新馬を先導する形でサッとやりました。少し休ませたこともあり、緩みを感じると(柴田)大知騎手が言っていましたし、追い切りの本数を積んでからと思いますので、早くても東京競馬からの予定になると思います」
それでは久し振りにアニージョ近況を。東京芝1800mでのデビュー戦は、好スタート決めながら向こう正面でブレーキと、？？？の付いてしまうレース内容ではありましたが、馬が勝手にということで腹に治めておきます。（馬自身が急ブレーキを掛けた場合も、騎手はあんなに手綱を引っ張るんですね？・・）
その後は8月21日の札幌競馬（厩舎都合）&9月19日の中山競馬未勝利戦（脚部不安）と、予定していたレースを2つ使えていない状態です。今回の浮腫みは内臓面からのものということで、その後も追い切られており、脚元の故障ではなくこちらは安心しました。
在厩で進めての次走は東京開催辺りからとの見通しですが、ダートの番組も増えてくる時期でもありますし、今度こそは最低でも掲示板以上に持ってこれる状態、条件で出走してもらいたいですし、今回の延期期間にもアニージョが一段成長してくれていることを願うばかりです。
アニージョ 5月3日 グランデファーム見学記事
https://horse.hama1.jp/e1595081.html
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Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 08:18
│アニージョ
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