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2018年02月25日

フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話


ウインレーシングクラブ
出資馬近況


デイムウルスラ2016
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
牡馬
父 Lemon Drop Kid
母 Dame Ursula
母父 Elusive Quality
栗東 西園正都厩舎
生産 Runnymede Farm Inc.

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本消化しています。
担当者コメント
「移動後から一気に進めてきていますが、体も減りませんし、精神的にもドシッとしています。それでも、体の造りを見ると、これからまだ馬体重を増やして、大きく変わってきそうなイメージもあります。アメリカ馬らしいパワーがありますし、坂路でも安定感のある動きができていますね。これから成長を見せれば、大物に化けてもおかしくはないと思います。馬体重は459キロです」

叔父 アグネスデジタル
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
2015年8月 ビッグレッドファームにて

デイムウルスラ2016出資時コメントは
マル外 外国産馬への初出資 デイムウルスラ16(レモンドロップキッド産駒)




フリーヴァケイション2016
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
牡馬
父 スクリーンヒーロー
母 フリーヴァケイション
母父 Fly So Free
美浦 手塚貴久厩舎
生産 コスモヴューファーム

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本消化しています。
担当者コメント
「先日の追い切りでは動きの良化が見られ、徐々に素質の片鱗が出てきた印象です。以前はフットワークが大きくても、うまく体を使えていませんでしたが、それが徐々に改善されてきています。まだ見た目には幼さも残りますが、だいぶ芯は入ってきたのでしょう。馬体重は450キロです」

父 スクリーンヒーロー
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
2015年8月 静内のレックススタッドにて


フリーヴァケイション16 出資時記事は
ウインRC 出資1歳馬 フリーヴァケイション16

2017年8月 コスモヴューファーム見学記事


ウインレーシングクラブ出資馬の中でのトップ2評価馬です。
この外国産馬デイムウルスラ16と、ウインRC入会のきっかけとなったフリーヴァケイション16には、ただ一つ勝ち上がるだけでなく、その後も含めて期待している出資馬です。

本日の中山記念を勝ったウインRCの先輩 ウインブライト(父ステイゴールド:母サマーエタニティ:BMSアドマイヤコジーン)。今月の会報誌アワープレジャー掲載の、ビッグレッドファーム・コスモヴューファーム生産1歳馬一覧では、ウインブライトの半弟となるオルフェーヴル産駒サマーエタニティ17の名もありますが、クラブで募集されるのか楽しみです。重賞レースの常連~これからはG1レースの常連となる、このウインブライトに一歩でも近付ける競走馬に育ってもらいたいと思ってます。



リバラン2016
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
牡馬
父 ジャスタウェイ
母 リバラン
母父 アグネスタキオン
美浦 畠山吉宏厩舎
生産 ディアレストクラブ

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本消化しています。
担当者コメント
「調教を進めてきて、多少テンションが上がってきました。さらにはまたカイバも落ちてきましたので、今が疲れのピークなのかもしれません。この後は様子を見て、放牧で休養を入れることを検討します。当初は身のこなしも良く、動けそうな感触はあったのですが、馬体の成長が見られず、現時点では動きも目立ちません。ジャスタウェイ産駒ですから、これから変わってくればいいのですが。馬体重は443キロです」

リバラン16 出資時記事はこちらです

2017年8月 コスモヴューファーム見学記事



プリティプリンセス2016
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
牝馬
父 ワークフォース
母 プリティプリンセス
母父 サンデーサイレンス
栗東 宮本博厩舎
生産 コスモヴューファーム

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本消化しています。
担当者コメント
「追い切りでは、そこまで速い時計ではないものの、水準以上で安定して動けています。馬体重は401キロとあまり変化はありませんが、芯は入ってきたようで、体力も付いてきました。テンションが上がることもありませんし、あとは数字をもう少し増やせればと思います」



マイネチリペッパー2016
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
牡馬
父 ロージズインメイ
母 マイネチリペッパー
母父 ネオユニヴァース
美浦 金成貴史厩舎
生産 原弘之氏

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本消化しています。
担当者コメント
「放牧を切り上げ、坂路で乗り出しています。休養を挟んだにも関わらず、テンションは高めですし、今は気持ちが全面に出てきています。坂路でも一気に行ってしまって、制御ができない場面もありますので、うまくコントロールできるようにしてきたいところです。スピードはあり、能力は高そうなので、今後は気性面の成長が課題ですね。馬体重は422キロです」

父 ロージズインメイ
フリーヴァケイションの16,デイムウルスラの16 他~ウインレーシングクラブ出資馬2月近況~一口話
2017年3月 ビッグレッドファームにて



この世代からラフィアン経由で入会した、ウインレーシングクラブでの出資馬5頭の2月16日更新の近況です。
ここのところリバラン16の成長が停滞気味なのが心配点ですが、暖かくなる4~5月以降にガラッと変わり身をみせてくれることを期待してます。マイネチリペッパー16は気性面のみ。プリティプリンセス16は数字は増えてきまませんが、ワークフォース産駒らしく相変わらず馬体を良く見せる馬だなという印象です。


一口話
ファンディーナ、クレッシェンドラヴ、ハートオブスワローらを一旦放した反動や、年男という事もあり、2016年産駒は15頭と大きく揃えましたが、血統的背景や現時点での育成状況等も加味すると、デイムウルスラ16とフリーヴァケイション16は、自分のなかで黙って5本の指に入り、その中でも上位評価できる2頭です。その他の3頭は未だ紹介していない"秘密兵器"(牡馬)と、ラフィアンのジャスタクイーン、そして魅力の育成環境込みで先日再入会したシルクホースクラブのスターオブオナー。

本来ならいるはずの出走馬がいない。昨年はそういった寂しい時期でもあり、焦りというのかなんというのか、揃え過ぎた感もあります。一世代で15頭に出資しましたが、現時点で 『そのうち片手に絞れ』 と言われたら、上の5頭に絞れてしまうのですから、やはり早い段階での出資馬選定は難しいものだと肌で感じています。
これまでの出資は当歳~1歳の早い時期という、馴致などの早期育成もがはじまる段階より前での出資が殆どでした。勿論これはドリームオブジェニー2017や、出資の競争が激しいノルマンディーオーナーズクラブのテメリアイランド16など、早い時期に決断しなければ即満口になってしまうといった人気募集馬への出資もありますし、ラフィアン(12月中旬)・ウイン(1月末)などのように、比較的早い時期で募集を締め切るクラブもあります。またそうでなくとも、友駿などを例にすると他人の評判を気にすることなく、そういった情報が目に入る前に、自分の評価(勘)で出資したいというこだわりもありました。(これはブログで早い段階で予想を更新しているのと同じような感覚です)

今回ピックアップするのは、スターオブオナーとデイムウルスラの16
理想はまだまだ育成が進み、早い時計を出す時期~入厩目前までの情報を見極めるのが究極の理想なのでしょうが、それでも自分にとっては年が明けての2歳馬への出資はまだ数が少なく、記憶にある前例はシルクオールディー、クラリティシチー、フルトベングラーくらいでしょうか。シルクオールディー、クラリティシチーは走ってくれましたが、フルトベングラーも2戦目での骨折が無ければ、面白い存在になってくれたのではないかと今でも思っています。先日も穴をあけていたサマーサプライズや、本日勝ち上がったグッドラックサマーなど、数少ない産駒の中からでも実績を積み上げているサマーバード産駒。一世代のみですが、なんとかサマーバードの血を繋いでいって欲しいとも願っています。
スターオブオナー(ムスタパルタの16)、デイムウルスラの16は、ある程度育成が進んだ中となる2歳1月時点での出資となり、やはり早い時期で出資した馬たちより、中身の濃い情報の量が多く、ある程度計算出来そうだと踏んでの出資になってます。
残口があればという前提ではありますが、やはり理想は育成が進んで・・からの出資。一口で成功している方なら当たり前の事で、つまらない話かと思いますが、改めてそう思うところがあり復習しました。
欲しい欲しい病を治す。
過去に何度も書いていますが、未だ完治せず(笑)
いや、今年は治癒できるよう慎重に進めていかねばと。

2017年産駒
ファンディーナで夢を掴み損ねた分をも託して、ドリームオブジェニー2017 (ハーツクライ産駒) を持てましたので、気持ちにゆとりをもって選定していけると感じています。
既に数クラブでは2017年産駒の募集が始まっており、時間があれば眺めていますが、これなら成長過程をみながら検討したいなと感じている募集馬が2頭ほどいます。昨年なら現時点で出資してしまっているかもなと考えつつ、慎重に慎重に・・という今の自分もいて・・どうなりますことやら(笑)

今年の出資テーマ 我慢坂 といった辺りでしょうか。人生我慢。我慢も大切ですね。
検討~一旦我慢。検討~もう少し我慢というスタンスで。


※サーバーのセキュリティの関係か、検索エンジンにRSSを登録できず、一旦ブログを移転させようとしましたが、該当エンジンにRSS登録が可能になった為、想い出の記事の詰まったこちらのブログで書いていきます。今後ともよろしくお付き合い下さい。(一旦移転したブログは近日中に削除します)


Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 18:00